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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第四十三話 本郷少佐!名前から決まった探偵勝負!!その十三
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「あの漫画面白いな」
「ここぞって時にエロも出て」
「俺達も読んでるぜ」
「最新シリーズもな」
「その漫画にも文句を言っていないしだ」
 それにと言う影西さんだった。
「しかも君達は高野山で殴られてるな」
「ああ、連載初期にな」
「高野山で戦った時だったな」
「坊さんに思いきりぶん殴られたぜ」
「スーツの上からでも痛かったぜ」
 二人にとっては痛い思い出の一つだ。
「本当にな」
「最悪の思い出の一つだぜ」
「あの糞坊主覚えてろよ」
「美少年といちゃついてる写真偽造してネットでばらまいてやるからな」
「仏罰アタックその二!」
 空海さんのブローがまた二人に炸裂した、今度はBACOOOOOOOOOMという派手な効果音が背景に出た。
「何を考えておるか!」
「くっ、この人つええ!」
「リンかけの剣崎の技みてえだな!」
「痛いぞこれ!」
「スーツの上からでも効くぜ!」
「当たり前だ、法力による攻撃だ」
 空海さんの霊体も言う、僧衣もちゃんと着ている。
「効かない筈がない」
「くそっ、わざわざ京都まで出てきやがって」
「高野山からはるばるな」
「確か即身仏になってなかったか?」
「何で二十一世紀に出て来たんだよ」
「確かに拙僧の肉体は即身仏になっている」
 参考資料は孔雀王の最初のシリーズだ。月読最高。
「しかし魂はある」
「そういえばまだ生きてるって話あったな」
「それは魂かよ」
「四国のお遍路でも観た人いるっていうけれどな」
「魂でなんだな」
「そうだ、魂は不滅なのだ」
 空海さん自身も言う。
「解脱しない限りな」
「っていうかこの人解脱してないか?」
「そんな話なかったか?」
 二人は解脱と聞いてこう考えた。
「それで何で魂あるんだろうな」
「解脱したからもうそういう輪廻超えてるだろ」
「何か話が矛盾してるな」
「それも相当にな」
「細かいことは気にするな」  
 影西さんがまた二人に言う。
「そこは諸説ある」
「だからいいのか」
「一応今回はこれでいいか」
「空海さんがいてもな」
「魂でもな」
「そこは真言宗でも論争になる」 
 空海上人が解脱したのかどうかはだ。
「この作品で語ることは無理がある」
「作者もわからないことだからか」
「ここは放置か」
「で、とにかくここに来たか」
「俺達をぶん殴りに」
「そうだ」 
 空海さん自身も言う、声は銀河万丈さんである。ギレン=ザビだ。
「その行いのあまりもの悪辣さ故にだ」
「確かに効いたぜ、今のは」
「両方共な」
「八葉の老師でもあれは死んでたな」
「俺達でないとな」
「裏高野はこの作品世界ではない」
 あくまで荻野真先生の作品世界だけのものだ。
「しかし私は孔雀王よりも強い、明
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