暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第1章:平穏にさよなら
閑話3「可能性」
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幾重もの結晶のようなものに包まれた存在がいた。

   ―――....もう、すぐ.....。

  その存在は怨念のように言葉を漏らす。

   ―――もうすぐ....会えますからね....?

  丁寧なようで、その念には途轍もない狂気が含まれていた。

   ―――あぁ....会いたい....会いたい会いたいあいたいアイタイ!!

  封印された存在。...そのはずであるにも関わらず、封印からは“闇”が漏れ出ていた。







   ―――嗚呼....私の、愛しき(憎き)旦那様(ユウキ・デュミナス)....!













  ....復活の時は、そう遠くない.....。
















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