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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
終幕
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いですか・・・?」うるうる
「「!!」」

少しだけ見上げるような感じで2人を見ていると、なぜかパッと視線を外されてしまう。何?そんなに忘れてたのがいけないことなのか?

「パパ!!むすm・・・シリルをいじめちゃダメですよ!!」
「誰がパパだよ!?」

ジュビアさんがいきなり俺を抱き締めてグレイさんにそう言う。なぜパパと呼ばれたのかわからなかったグレイさんは素早く突っ込みを入れる。
いや・・・待てよ?ジュビアさん今娘って言おうとしてなかったか!?どっちかと言うと息子ですからね!?

「どっちも間違ってんぞ、おい」
「心読まないでください」

俺が心の中で突っ込んでいると、ラクサスさんにそう言われる。あれ?そういえばレオンにも心読まれてたような・・・もしかして俺って顔に出やすいのかな?

「つーかよ、火竜(サラマンダー)が合図とか覚えてるはずねぇだろうが」
「いやいや、ウェンディとミラさんもいますからそれはないでしょ」

いつの間にやら復活していたガジルさんに対して俺がそう言う。ナツさんは覚えてなくとも、ウェンディやミラさんもいるし、リリーやシャルルもいるんだから誰か1人くらいは覚えてると思いますけどねぇ。

「信号弾?」
「スティングくん、一体・・・」

俺たちがルーシィさん救出に向かったウェンディたちからの合図を見ていないことを話していると、それを聞いていたスティングさんとレクターが訝しげな表情をしている。

「あのさ」
「ああ!?」

俺たちが何を話しているのか気になったスティングさんがこちらに声をかけてきたのだが、ガジルさんが彼にメンチを切るような感じで接近していく。

「辛気くせぇ顔すごはっ・・・」
「ちょっと!?ガジルくん!?」

スティングさんに殴りかかるのではないかという勢いで向かっていたガジルさんだったが、先程と同じように転倒してしまった。それを見たジュビアさんが彼女に掴まっている俺をグレイさんに預けると彼の元へと駆け寄っていく。

「それで・・・どうしたんですか?」

グレイさんに掴まりながら俺はそう言う。足がプルプルしてるのはきっと気のせいだと思いたい。

「いや・・・なんでナツさん、出場してなかったの?」
「「「「「「・・・」」」」」」

スティングさんの素朴な質問に対し、迂闊に答えることができない俺たちは押し黙ってしまう。

「何かあったんですか?ナツくんに」

心配そうに俺たちの表情を伺うレクター。俺とグレイさんは、ナツさんとウェンディが向かった華灯宮メルクリアスを見上げる。

(無事なのか?ナツ、ルーシィ)
(大丈夫だよね?ウェンディ、ミラさん)

いまだに信号弾が上がってないということは、まだ城の中にいるはず。だけど、俺たち
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