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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
補習授業のヒーローズ
英雄派残党らからの会談×アジュカの技である覇軍の方程式
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今運営している『ゲーム』も趣味の一環だからな」

「その趣味の所為で私達もかなり手痛い目に遭いましたよ」

『会話から察しますと、アジュカ様が制作した「ゲーム」は「禍の団」の活動を阻害していると言う事でしょうか?』

『どうやらそのようですが、今は最後まで聞いてみましょうか』

アジュカがそれはお互い様だと告げていたが、そう返すと英雄派残党は肩を竦めていた。

「我々が一番貴方に魅力を感じているのは・・・・あのサーゼクス・ルシファーに唯一対応出来る悪魔だからだ。まあ創造神黒鐵には及ばなくとも、貴方とサーゼクス・ルシファーのお二人は前魔王の血筋から最大級にまで疎まれ、畏れられる程のイレギュラーな悪魔だと聞いております。その一方がこちらに加わってくれればこれ以上の戦力は無い」

「なるほど、俺がテロリストになってサーゼクスと敵対するのも面白いかもしれんな。それに一誠とサーゼクスの驚く顔を見るだけでもその価値はありそうだ」

「こちらも有している情報と研究の資料を提供します。常に新しい物作りを思慮している貴方にとって、それらは十分に価値のあるモノだと断言出来ますよ」

本気か真意は知れないですけど、愉快そうに見えますが上空におりますベルゼブブ様はお怒りのようですね。英雄派残党から更なる甘言にアジュカは、二回頷いていましたが『禍の団』が得ている情報と研究資料を聞いて増々興味津々にしていました。ですが、一度瞑目後にはっきりと断りの言葉を聞いた事でベルゼブブ様も安堵した様子。

「・・・・そんなのはいらんな、俺にとって君達との同盟は魅力的な提案だが否定しなければならない事もあるんでね。それに今頃一誠が、俺達の会話を聞いている事だと思うとゾッとしてしまうからな」

否定的なコメントを聞いたとしても英雄派残党は顔色を変えなかった。・・・・周囲にいる旧魔王派の悪魔達は殺意を一気に高めたが、私達にとっては何も怖くありませんわ。すると英雄派残党が聞く。

「詳細な事を訊きたいけど、簡潔にするが何故なのかね?」

「俺が趣味に没頭出来るのは、サーゼクスが俺の意志を全て汲んでくれるからだ。彼らとは・・・・いやアイツと一誠とは長い付き合いでもあるし、俺が唯一の友と呼べる存在であり盟友でもある。アイツの事は誰よりも知っているし、アイツも俺の事を誰よりもよく認識している。アイツが魔王になったから、俺も魔王になっているに過ぎないからな。俺とサーゼクス・ルシファーの関係と言うのは、そう言う事だし更に言えば一誠との関係の方が長く感じる。一誠が持つ情報と技術は、俺ら悪魔でも知らない事があるし神と言う存在でもフレンドリーに接して来る神って言うのは一誠以外有り得んしな」

アジュカとサーゼクスは旧知の間柄で、分かりやすく言うと若い頃からのライバル的な
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