第39話 みんなで勉強会IN有栖家
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」
星が自分の作ったオムライスを持ってきて言った。
「「「………………」」」
あれ?アリサ、なのは、フェイトが固まってるような………
「星ちゃん、料理上手なんやな。すごく綺麗やで!!」
「フフ、ありがとうございますはやて。私、料理好きなので」
「いやぁ、私でもこんなに綺麗に作れるか分からんわ」
「もう………それより早く皆さん食べましょう、冷めてしまいます」
「そうだな、よし!食べるか」
俺の号令にみんな反応して各々席に着き、
「それじゃあ………」
「「「「「「「「「「「「いただきます!!」」」」」」」」」」」」
みんなで仲良く言った。
「美味しい…………」
「美味しいね…………」
「私の料理より断然…………」
さっきの三人組は食べても負のオーラを出し続けている。
「味合わなかったか?」
「ううん、美味しいよ。ただ………」
「そうね……………」
「女として負けた気がして…………」
「俺は男なんだが…………」
何かこっちまで暗くなりそうだし、ほっとくか。
「すずかとはやてはどうだ?」
「美味しいで」
「美味しいよ」
そりゃ、良かった。
星の方を見ると星も嬉しそうだ。
「そういえばすずかも料理とか作るのか?」
ふと、気になった俺はすずかに聞いてみた。
「私は余り作らないかな。コックさんが作ってくれるし」
ハハッ、すずかがお嬢様だって忘れてた……………
「じゃあ、全く作れないのですか?」
「ううん。私の姉が、『結婚して、料理出来ないなんて恥ずかしいだけよ』って結婚仕立ての頃教えてくれて、色々勉強してたの」
「なるほど、たまにはいいこと言うんだな忍さん………」
「えっ!?お姉ちゃん知ってるの?」
「ああ、小学校の時翠屋で」
あの人は大変だったな…………
いじるだけじゃなく、俺をモルモットとして色々しようとしてたし………
しかも美由希さんも便乗するし。
恭也さんが止めてくれなかったら俺どうなっていたんだろう………
「そうなんだ………お姉ちゃん一言も言ってなかったよ」
「零治君、意外と私達の知り合いと親しかったりしとるな………」
「たまたまだよ………」
避けてたけどね。
「レイ、お茶要ります?」
「おっ、サンキュー」
俺のコップにお茶を入れてくれる星。
「はぁ〜うまい………」
「お粗末様です」
やっぱお茶は緑茶に限る。
「「「「「………………………」」」」」
何か同じ席に座っているみんなの目線が鋭いんだけど。
特にアリサ、フェイト、はやて、なのは。
ぶっちゃけ怖
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