第39話 みんなで勉強会IN有栖家
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ぁどうでもいいけど」
「詳細はもうこっちで決めてるわ。資料にまとめたから目を通しておいて」
そう言って俺と桐谷に資料を渡した。
「……………また随分とこってるな………」
「こんなに大規模にやって構わないんですか?」
「大丈夫よ、先生方からはちゃんと許可をいただいたから…………」
なんか裏があるような言い方だったような…………
「それで日時なんだけど………」
「ちょっといいですか?」
「何?桐谷君」
「俺に何故、資料を渡すのですか?」
「何故って、零治君と一緒に司会をやってもらうからに決まってるじゃない」
「はい!?」
今更かよ………
最初の方で気づけ。
「いや、俺は司会なんて………」
「大丈夫よ零治君に突っ込んでくれるだけでいいから」
「…………拒否権は?」
「ありません」
それを聞いて溜息を吐く桐谷。
まぁドンマイだな。
「取り敢えず、テストが終わってから細かく打合せするから、その資料見といてね」
「了解」
「分かりました」
こうして総選挙の司会は俺と桐谷がすることとなった………
そんでもって週末…………
ピンポーン。
「あっ、私が出ます」
そう言って玄関に向かう星。
あの後、星達にも聞いたのだが、速攻でOKが出た。
3人もみんなでまた勉強しようと考えていたらしい。
「「「「おじゃましま〜す」」」」
「いらっしゃい、みんな!!」
「よく来たな」
ライと夜美も4人を迎える。
「あれ、桐谷君と加奈ちゃんは?先に来てるって聞いてたけど………」
「加奈はフェリアの部屋、桐谷は俺の部屋で漫画読んでると思う」
そう言っている内に3人とも部屋から出てきた。
「おお、いらっしゃい」
「フェリア、なんか親父臭いわよ」
「そうか?加奈の家でのくつろぎ方の方が酷いと思うのだが………」
「それは俺も同感」
「何か言った?桐谷」
「………いいえ何も」
「相変わらずだね………」
「そういえばはやてちゃんは?」
「ああ、あいつは反省中」
「「「「反省中?」」」」
俺はリビングに4人を連れていきベランダを見せた。
「何やってるのよあんた………」
ベランダには、ガムテープで、手首足首、口を塞がれて身動きできない状態で放置されてるはやてがいた。
「んん〜!!」
「零治、一体何があったの?」
「早めに来たと思ったらいきなり俺の部屋に入って荒らし始めたから、オシオキしてベランダに放り投げた」
「零治君、厳しいね」
「当たり前だ!!人の家なんだから最低限のマナーは守れや
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