マブラヴ
1233話
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集まってくる。
最初に視線を向けられたのは、当然の如くレモンとマリュー。
この2人はとんでもない美人で、それも中身がない美人じゃなくて知的な美人だけに、人の目を集めるのは当然だろう。
男はその美貌に目を奪われ、女は対抗心すらなくして憧れの視線を浮かべる。
そんな中、何人かは俺の方へも視線を向けていた。
これは特に男の嫉妬が籠もった視線が多い。
とんでもない美人を2人も連れやがって、てな感じの。
実は他に同レベルの美人が7人も恋人としているって言ったら、どうなる事やら。
そんな風に思っていると、俺に視線を向けていた中でも僅かな者だけが俺の正体を知り、驚愕に目を見開く。
まぁ、何だかんだと俺もSEED世界では色々と有名だしな。
顔出しもしてるし。
SEED世界のマスコミに顔を出したのは随分と前の事だが、雑誌とかでシャドウミラーの特集をやれば、どうしても俺の写真が載るのは避けられない。
ただ、実はこのSEED世界で市民に最近一番シャドウミラーの人物として認知されているのはシェリルだったりする。
ネギま世界でも歌手デビューをしているが、SEED世界でも当然歌手デビューしている為だ。
しかもSEED世界だと、ネギま世界と違ってシャドウミラーという存在が世界規模で認知されている。
その結果が、シェリル・ノームの大人気な訳だ。
あれだけの美人で人目を惹き付ける魅力を有していて、歌手としての実力も超一流。
そりゃあ売れない訳がない。
まぁ、このSEED世界ではCDとかがなくて音楽データをダウンロードしてって感じだから、CDの売り上げよりもダウンロード回数の方で売れてるかどうかってのが決まるんだが。
ただ、SEED世界にはラクスもいるので、ネギま世界と違ってシェリルの1人勝ちとはいかないらしい。
レモンやマリューは以前写真が発売されたが、そっちは数が少なく稀少で、幸いにもここにそれを持ってる奴はいないらしい。
「い、いらっしゃいませ。3人でよろしいでしょうか?」
喫茶店中の注目を集めていた俺達に、ウェイトレスが声を掛けてくる。
「ああ、よろしく頼む」
その言葉で喫茶店の客も我に返ったのか、視線が外れていく。
エヴァお勧めの喫茶店だけあって、客の数は多いんだよな。
「では、こちらにどうぞ」
喋っているうちに落ち着いてきたのだろう。ウェイトレスに空いているテーブルへと案内される。
もう少しで夕方という時間帯からか、店の中は混んでいる。
学校帰りの生徒とかも結構いるし、会社員と思しき者もいて、早めの夕食なのか、それともおやつなのかBLTサンドを食べている者もいた。
……うん、ベーコン、レタス、トマトの他に半熟卵も挟まっているのを見ると、確かに美味
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