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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL6 八神堂へ………
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髪を2つに三つ編みにした女の子がシュテルを睨みつける。年はユーリと同い年くらいか?それでもユーリと違い気が強そうだ。

「いえ、私は特に。用があるのはこっちのレイです」
「レイ……?」

そう言って俺睨みつける女の子。

「こら!初対面で人を睨めつけたら駄目やろ!」
「うっ、はやてでもぉ………」

と怒られたら直ぐにころっと変わった。怒ったり涙目になったり忙しい。

「このお兄さん、有栖零治さんって言うんやけど、最近ブレイブデュエルを始めたばっかで、暫くはダークマテリアルの面々と練習していたらしいんや。……それで今日は腕試しに来よったんよ」
「へぇ………」

そうはやてに聞くとヴィータは獲物を見つけた肉食獣のようにギラめく目で見てきた。

「面白そうじゃん!!私がどれ位やれるか見てやるよ!!」

そんな態度にはやては小さく溜め息を吐きヴィータに何か耳打ちをした。
その瞬間、ヴィータの顔が真っ青になり涙目になりながら「生意気言ってごめんなさい」と謝った。

………一体何を言ったのだろうか?









「今回は荒野か………」

リライズして入った世界は緑の少ない荒野だった。小さめの禿げた山々があり、隠れるのは無理でも障害物として使えそうだ

「準備はOKか?」

声がした方を振り向くと赤いゴジックドレスの様な格好でハンマーを持って仁王立ちしているヴィータがいた。

「私は鉄槌の騎士。戦闘方法は近中距離を得意としたフェンサータイプだ」
「自分の手の内を明かしていいのか?」
「初心者に対してのハンデだよ……」

そう言ってニヤリと笑う。どうやら相当自信がある様だ。

「焔……おい、焔………!!」

研究所にいるらしいが、近くにいなくとも、戦闘になればラグナルを経由していつも通りフォローする事が可能だと説明を受けている。

「何で返事来ないんだよ………おい焔!!」
『うるさい!!今再放送のドラマが良いところなの、後にして!!』
「ドラマ!?戦闘が始まるんだよ!!」
『後20分位したらそっち手伝うから!!』
「20分過ぎたらもうバトルなんて終わってるだろ!!おい!!」

と、叫ぶが、ブチッという音と共に焔の声が完全に聞こえなくなった。

「えっと………何がどうなってるのかよく分からないけど、デバイスのフォローが無いと勝てないとか言わないよな?」
「くっ………」

ヴィータの言うことはもっともだが、焔のフォロー無しで戦うのは初めてだ。

「………」
「覚悟は決まったみたいだな………」

俺は無言で抜刀出来るように構えるのを見てヴィータは嬉しそうにハンマーを構える。

「いっくぜー!
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