暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL6 八神堂へ………
[7/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
髪を2つに三つ編みにした女の子がシュテルを睨みつける。年はユーリと同い年くらいか?それでもユーリと違い気が強そうだ。
「いえ、私は特に。用があるのはこっちのレイです」
「レイ……?」
そう言って俺睨みつける女の子。
「こら!初対面で人を睨めつけたら駄目やろ!」
「うっ、はやてでもぉ………」
と怒られたら直ぐにころっと変わった。怒ったり涙目になったり忙しい。
「このお兄さん、有栖零治さんって言うんやけど、最近ブレイブデュエルを始めたばっかで、暫くはダークマテリアルの面々と練習していたらしいんや。……それで今日は腕試しに来よったんよ」
「へぇ………」
そうはやてに聞くとヴィータは獲物を見つけた肉食獣のようにギラめく目で見てきた。
「面白そうじゃん!!私がどれ位やれるか見てやるよ!!」
そんな態度にはやては小さく溜め息を吐きヴィータに何か耳打ちをした。
その瞬間、ヴィータの顔が真っ青になり涙目になりながら「生意気言ってごめんなさい」と謝った。
………一体何を言ったのだろうか?
「今回は荒野か………」
リライズして入った世界は緑の少ない荒野だった。小さめの禿げた山々があり、隠れるのは無理でも障害物として使えそうだ
「準備はOKか?」
声がした方を振り向くと赤いゴジックドレスの様な格好でハンマーを持って仁王立ちしているヴィータがいた。
「私は鉄槌の騎士。戦闘方法は近中距離を得意としたフェンサータイプだ」
「自分の手の内を明かしていいのか?」
「初心者に対してのハンデだよ……」
そう言ってニヤリと笑う。どうやら相当自信がある様だ。
「焔……おい、焔………!!」
研究所にいるらしいが、近くにいなくとも、戦闘になればラグナルを経由していつも通りフォローする事が可能だと説明を受けている。
「何で返事来ないんだよ………おい焔!!」
『うるさい!!今再放送のドラマが良いところなの、後にして!!』
「ドラマ!?戦闘が始まるんだよ!!」
『後20分位したらそっち手伝うから!!』
「20分過ぎたらもうバトルなんて終わってるだろ!!おい!!」
と、叫ぶが、ブチッという音と共に焔の声が完全に聞こえなくなった。
「えっと………何がどうなってるのかよく分からないけど、デバイスのフォローが無いと勝てないとか言わないよな?」
「くっ………」
ヴィータの言うことはもっともだが、焔のフォロー無しで戦うのは初めてだ。
「………」
「覚悟は決まったみたいだな………」
俺は無言で抜刀出来るように構えるのを見てヴィータは嬉しそうにハンマーを構える。
「いっくぜー!
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ