『Swell』
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此の膨張してく想いを何と呼べば良いのだろうか。
真っ暗な夜が、あっという間に太陽に連れ去られてく。
銃口は未だ心臓を刺したまま。
無邪気な太陽はサンサンと眩しい笑顔を向けてくる。
幾年と流れ去った歳月に此の心すら流し切ったと思ってた。
籠の中の鳥は生き地獄のまま哀れに死を待つしかない。
蒸し暑い苦しい夏を越え、凍えそうに痛く苦しい冬を越え、其の繰り返しを後幾度...?
奪われた自由にイタミなど無い。
幼い時から既にそんなモノは無い。
どんなに笑われても、どんなに狂いゆこうとも、誰も此の気持ちの答えは解らないだろう...
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