別の世界
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か、友人がいるという状況を想像することさえ、違和感があった。それほどまでに、俺にとってはかけ離れたことなのだ。
俺が、俺であることをやめないかぎり、状況は好転しないだろう。そしてそんなことは、不可能だった。一歩が、どうしても踏み出せない。
眠気を言い訳にして、俺はまた考えることをやめた。現実を直視することなど俺にはできなかった。
──このとき、俺がもっとこのことをよく考えていれば、本当に俺の人生は変わっていたのかもしれない。
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