【ソードアート・オンライン】編
127 【アルヴヘイム・オンライン】
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アルフ)≠ノ転生して無限の翅≠手に入れることだったのだが、この度のアップデートで滞空制限≠ェ撤廃されてしまったのだ。
……ともすれば、これまでの様に争わなければならない理由≠燒wど無くなった模様。
「暇そうにしていたごどうはい(サラマンダー)≠ノ教えてもらってすっ飛んできた。……他のヤツらも、すぐに来るだろう」
「……で、ティーチ君はなんで私をここに呼んだのかな?」
この場に居るのは、俺とジェミニアだけである。現在地は【世界樹】の上に存在している【イグドラシル・シティ】──のさらに上空の今は♂スにも無い場所なので、ここに来る意味はあんまりない。
「とりあえずあと2分待ってくれ、それが答えになる」
「へ? ……うん…」
………。
……。
…。
「もう2分だよ」
「ああ、もうすぐあれ≠ェここを通るはずだ」
「あれ≠チて?」
ジェミニアと歓談していると2分なんてあっという間に経過していた。……漸くジェミニア──稜ちゃんに見せたかったもの≠見せられる事になった。
「あれ≠セよ」
「あれ≠ヘ…? ……もしかして──」
「そう、【浮遊城・アインクラッド】」
稜ちゃんに見せたかったもの>氛氓サれは【浮遊城・アインクラッド】。レクト≠ゥら【ALO】を買い取った企業は、アインクラッドすらも復活させたのである。……【SAO】クリア記念パーティーも態々今日に合わせたのは、その為でもあった。
「【SAO】生還者から¥報アドバンテージを無くすためか、新しいアインクラッドはいろいろと修正が入ってて、【SAO】みたいにはいかないだろう。……だからさ、一緒に行こうぜ──最初からさ」
「……うん!」
猛スピードで俺達を追い越してアインクラッドに向かって行く他の──キリトを含むプレイヤー達を見ながらジェミニアの手を取り、新らしく実装されたアインクラッドに向かう。
そして、そんな今の気分を諧謔的に陳述するのなら、こんな感じだろう。
……俺達の攻略はこれからだ!
SIDE END
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