【ソードアート・オンライン】編
125 勧誘と紹介
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…でしたら、私も真人さんに倣ってアンドリューさんと呼ばせてもらいますね」
「ああ。……そういや、真人が【ALO】の事を知っていて嬢ちゃんが真人とここに居るって事は、もしかして嬢ちゃんも【ALO】のプレイヤーで、例の──【世界樹】の画像≠見せたんだろう?」
「はい。種族は猫妖精≠ナす。……あの画像≠ヘ【ALO】プレイヤーの間では割りと有名ですからね。……特に世界樹攻略≠目指す人にとっては…」
稜ちゃんはアンドリューに苦笑しながら語る。
実を云うと、稜ちゃんには【アルヴヘイム・オンライン】については幾つが話を聞いていたりする。
よくあるMMORPGみたいに種族が分かれていて、その種族の数は稜ちゃんが所属している猫妖精≠含む9種族+αからなっているらしい。
稜ちゃん【ALO】を翔べるゲーム≠ニ云ったが、どうにも無制限に翔べる≠ニ云うわけでもないらしく──滞空制限≠ネるものが有って、プレイヤー皆はその滞空制限≠取っ払い──光妖精≠ノなる為に【世界樹】の攻略≠種族間同士で鎬を削り合いながら目指しているとの事。
滞空制限≠取り払えるのは光妖精≠フみで──その光妖精≠ノなるには【世界樹】に居ると云う、≪妖精王・オベイロン≫に謁見しなけれならない。
なぜ鎬を削り合わななければならないかと云うと、光妖精≠ノなれるのは最初に≪妖精王・オベイロン≫に謁見した種族のみ≠セかららしい。
……もちろんの事ながら、俺はまだ【ALO】をやっていないので、ここまで全部稜ちゃんからの受け売りである。
「で、【ALO(これ)】≠ノついての話だが…」
「あー、ちょっと待て。まだ来てねぇ奴がいるんだ詳しくはそれからだ」
………。
……。
…。
「へぇ…。……この娘がその──【アルヴヘイム・オンライン】での案内人、ねぇ?」
変な話ではなく、アンドリューの云う来てないやつ≠ニは乃愛の実妹である明日奈のことだった。
―エギルさん、お待たせしました──ってティーチ君?―
……なんて、アンドリューと稜ちゃんと3人で談笑している時に何でもない風に明日奈は現れて、稜ちゃんと互いに適当な感じで自己紹介を交わした後、明日奈は稜ちゃんを胡乱な目付きで見ている。
「……取り敢えず、話を進めよう」
そんなこんなで解散して、【ALO】のソフトを3つ″w入する事になった。
SIDE END
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