【ソードアート・オンライン】編
125 勧誘と紹介
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た稜ちゃんにも聞かれていたらしく…
「ユーノさん──この女性が一番の女性≠ネんだね。……だったら、真人さんは尚更【ALO】をやるべきだよ。【世界樹】への水先案内人には私がなるからさ」
……そんな風に稜ちゃんが提案してきた時、俺は漸く自らの失言を悟った。
行方不明だったユーノ──もとい、乃愛の情報がいきなり涌いてきていて精神が不安定な現状では、稜ちゃんに畳み込まれ──稜ちゃんからの提案に頷いてしまうのも無理からなぬ話だった。
結局、ユーノ──乃愛について稜ちゃんに説明と、次の休日に稜ちゃんと共に【アルヴヘイム・オンライン】のソフトを買いに行く事になり、その日は解散する事になった。
……しかし、帰りは父の拳≠ノ依るダメージで頬を腫らしながら帰る羽目になったのは、致し方ない事なのだろう。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
俺達≠フ姿──俺と稜ちゃんは【Dicey Cafe(ダイシーカフェ)】のカウンター席に在った。
……稜ちゃんが居る理由はアンドリュー──そしてアインクラッドの話に興味があったかららしい。……そもそも今日は稜ちゃんと【ALO】とアミュスフィアを買いに行く予定の日だったし、稜ちゃんに遅れる≠ニな旨の電話をした時、うっかりアンドリューの名前を出してしまった俺の落ち度でもある。
「……おう真人、久しぶり──なのは良いがそっちの嬢ちゃんは誰だ?」
「久しぶりだな、アンドリュー。この娘は蒼月 稜。【ALO】での案内人だよ。……で稜ちゃん、さっき軽く教えたと思うが、こいつはアンドリュー・ギルバート・ミルズ。【SAO】では一緒に戦った──云わば戦友≠セな」
「ほう、そうづき≠チて──もしかしてお前さんの…」
「ああ。双月流≠フ妹弟子だよ」
アンドリューはそうづき≠フ名前に反応する。それに俺は補足を入れながら説明する。アインクラッドでは双月流≠憚らず奮っていたのでアンドリューの疑問は正解だったりする。
……ちなみに稜ちゃんのフルネームは蒼月 稜≠ニ云って、年明けに15歳になったばかりの女の子である。
閑話休題。
……更にちなみに、俺は年齢≠ノついて深く考えないようにしている。……俺の実際的な年齢≠ゥらしたら、お伽噺に出てくる様な人外でもない限りロリコン≠ネんて有り難くもない汚名を頂戴してしまうからだ。
また閑話休題。
「よろしくな嬢ちゃん。俺は真人から紹介された通り、アンドリュー・ギルバート・ミルズ。気軽にアンドリューとでも呼んでくれ」
「は、はい。私は蒼月 稜です。…
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