暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第38話 フェイトとデートと追跡者
[10/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
おせちに使うような弁当箱で3段あった。

1段目がオニギリとお稲荷さん。

2段目が卵焼きとウインナー。
……………二種類なのは何も言わないほうがいいよな。

だけどほとんど卵焼きで埋まってるってなんか凄いな。
一体どのくらい卵を使ったんだか………

3段目は恐らく冷凍商品だろう。

J〇商品に似たグラタンなど、昔の俺も作るのが面倒なときよくお世話になった為見覚えがある。
今は星が色々と作るため、お世話になる機会が減ったが………

「えっと、どうぞ………」

「「いただきます〜!!」」

俺は箸を、エリオは箸使えないのでフォークを持ち、それぞれ食べ始める。

「ふふ、召し上がれ」

俺達の様子を見て、フェイトも嬉しそうだ。
先ずは俺もエリオもお稲荷さんを食べる。

ちゃんと染みてて美味しい。
フェイトも箸を持って食べ始めるが目線は卵焼きに。

ってなるほど…………

「さて………」

「!!」

やっぱり。

俺が卵焼きに手を付けようとしたとき、フェイトは俺の様子を見てる。
箸で挟んで口に運ぶ。形はちょっと崩れてるけど、いい感じに半熟で旨そうだ。

そして俺は卵焼きを口に運んだ。

「ど、どう………?」

「普通にうまいよフェイト。半熟でとろりとしていたし。けど、しいて言えばもう少し甘いほうがもっと美味しかったかな。まぁ俺は好きだけど」

「あ、ありがと………」

少し恥ずかしそうにお礼を言うフェイト。
いいね、なんかこういうの。

「本当だ、美味しい!!」

「だろ!!」

「ありがとう、二人共………」

その後も俺たちは楽しく食事をした。
けど、エリオの食べっぷりには驚いた。
もしかしてあの量だったのってエリオがかなり食うためか!?





「あれ?」

ふと、ライが歩くのを止めた。
我はまたアトラクションに心を奪われてのかと思い、星とアイコンタクトしてライを抑える準備をしたが、

「クロノが女の人と囲まれているよ」

「「クロノ?」」

「フェイトのお兄さん」

そういえば、レイから聞いたことがあるような………
パシャ!!

「ライ?何故、写真なんか撮っているのですか?」
「ちょっとエイミィさんに教えようかなって」
「エイミィさんって?」

「フェイトのお姉さんって所の人かな。この前仲良くなったの」

そう言いながらライは携帯を操作して、メールを打っていた。

「これでOK。じゃあ、再開しよう」

我たちは再びレイ達探しを再開した…………






「そろそろパレードだな………」

空も暗くなり、遊園地の目玉パレードの時間となった。
あの後色々回ったが、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ