第38話 フェイトとデートと追跡者
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さんからエアガンを貰い、
「ほい、エリオ」
それを渡した。
「えっ!?」
「約束守ったろ」
「うん、ありがとレイ兄!!」
喜んで貰って何よりだ。
「じゃあ、最後は私ね」
気合を入れて銃を持つフェイト。
さて、フェイトはどうなのかな。
「「………………」」
「悔しい!!もうちょっとだったのに………」
「もうちょっと?」
「嬢ちゃん、俺もそこまで外した奴は初めてだ。それなのに25500点とは………」
おっさんも驚いてるな。
気持ちは分かる。
だってフェイトは狙った的に当ててないのだから。
なのに25500点…………
なぜこうなったのか…………
「やあっ!!」
フェイトが放った弾は綺麗に真っ直ぐ行くことはなく、
バン!!
何故か右斜め上の的に当たっていた。
「やった!当たった!!」
まぁたまたまだろうなって俺とエリオは見ていたんだが…………
「フェイトさん、凄いですね…………」
「本当にある意味な………」
その結果がこの高得点である。
あの後も最初の調子で、狙った所には行かないのに、何故か的に当たるというフェイトマジック?が起こっていた。
「商品のフリーパスペアチケットだ。嬢ちゃん残念だったな」
「はい………」
「まあ、これで彼氏さんとまた来てくれ」
「だ、だから!!零治は彼氏じゃ………」
「別に誰とは言ってないぜ」
「………………意地悪」
「はっはっは!!青春してるね若人!!」
でかい声で笑い声を上げるおっさん。
「何か言われたのか?」
「なっ何でもない!」
そう言って外に出ていくフェイト。
「おっおい!!エリオ行くぞ!!」
「はっはい!!」
俺達も慌てて付いていくのだった………
その後も俺達3人はそれぞれ色々なアトラクションを楽しんだ。
エリオもフェイトも大いに楽しんでいる。
時間はあっという間に過ぎ…………
「そろそろ飯にするか」
1時30分頃、少し遅めの昼食を取るために、俺が提案した。
「本当だ、もう1時半過ぎてたんだね。だったら…………」
「エリオ、何が食べたい?」
「えっと…………」
パンフレットを見て迷ってるみたいだ。
そういえばエリオって地球の料理食べたことあんのかな?
「フェイト、エリオって………」
「あのね、二人共…………」
俺がフェイトに質問しようとしたらフェイトが話を切り出してきた。
「私ね、今日お弁当作ってきたんだ。だから…………」
「なんだ、だったら早く言
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