暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第38話 フェイトとデートと追跡者
[7/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


「じゃあ、僕からやるね!」

気合を入れて銃を構えるエリオ。
的は出たり入ったりするよく見る奴だ。
小さい的になっていくほど高得点みたいだ。

「てい!!」

エリオは小さい奴から狙っているが、的にうまく当たらず外れている。
そして小さい的は動きが早く、直ぐに潜ってしまいなかなか当てられなかった。

その結果…………


「残念!!4500点だ!!」

おっさんの声が響く。
結局エリオはその後も小さいのを狙っていたが、なかなか当てられずにいた。

「うぅ…………」

エリオも悔しそうだ。
商品のエアガンを見ている。

「大丈夫だって、俺が取ってやるから」

「レイ兄………」

「おっさん、やるぜ」

「零治、頑張って30000点ね!!」

「いや、俺はエリオのエアガンを………」

「30000点ね!!!」

「……………ああ、頑張る」

何をそんなにマジになってんだフェイト………

「まあいいか」

俺は銃を手に取った。






「ねぇ、零治はこれやったことあるの?」
「残念ながらやったことないな」

いつもライに付き合って終わりだからな………

「銃とかは?」
「ここは日本なんだけど………」

銃刀法違反で捕まるわ。
まあみじかにぶっぱなしてた人はいたけどな。

「レイ兄始まりますよ」

おっと、それじゃあ、いきますか!!
大きい合図と共に弾が飛ぶ。

撃った弾は小さな的の中心に吸い込まれていくように飛んでいく。
弾は見事に中心を打ち抜いた。

「凄い!!レイ兄!!」

「零治凄い!!」

「………だろ〜!!」

言えない………合図にビックリして引き金を引いたなんて言えない………
そんなことを感じながら俺は違う的を狙う。

「ちぃ!!」

片手で引き金を引く俺。
気分は白い悪魔。

「なんとぉー!!」

お次は海賊やってたパン屋さん。

「狙い撃つぜ!!」

銃といったらやっぱりこの人。
うわぁ、意外と楽しいかも。

「レイ兄ノリノリだね」
「けど的に当たってるからいいと思うよ」

そんな感じで俺はノリノリで銃を撃っていたのだった。





で、結果は……………

「28500点!!残念だったな、もう少しで30000点だったんだがな」

確かに惜しかった。
残り時間に焦ってリロードしそこねたのが失敗だったな…………

「じゃあ、商品のペアチケットを……………」

「あ…………悪いんだけど、エアガンにしてもらっていいか?」

「ん?構わないけどいいのか?」

「ああ、俺の目的はエアガンだったからな」

そう言って俺はおっ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ