第38話 フェイトとデートと追跡者
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、ここに行きたいです………」
エリオが指さした場所はカウボーイショット。
射的を楽しめ、高得点だと商品までくれる子供に人気のスポットだ。
「おっ、いいチョイスじゃん。じゃあ次はそこに行くか」
俺たちはカウボーイショットがある場所へ向かった………
「っく、かなり時間を食ったな………」
あの後事情聴取を受け、暫くしてやっと解放してもらえた。
「このコートと帽子がいけなかったのか?」
事情聴取の原因も怪しいからと言うのが原因だったみたいだ。
地球の漫画でこの様に尾行している場面を見たことがあってこうしたんだが………
「仕方ない………」
僕は遊園地のロッカーにコートと帽子を突っ込んで遊園地へと入った。
「ふぅ、涼しくなったな。では、フェイト達を探すか」
クロノ尾行再開……………
「ルールを説明するぜ!!」
カウボーイハットを被り、ウェスタンの格好したマッチョのおっさんが言った。
「制限時間1分30秒、女性と子供は2分だ。その内に10000点以上だと商品ゲットだぜ!!」
どうでもいいけど暑苦しいおっさんだな………
しかし商品も意外と多いな。
10000点 カウボーイショット記念ステッカー
15000点 商品券1000円
20000点 カウボーイショット記念エアガン
25000点 遠見市ハイランドパーク一日フリーパスペアチケット
30000点 ???
ステッカーとエアガンは男の子とかは嬉しがるのは分かるけど???ってなんだ?
「ちなみに30000点をとったお客様はほとんどいないぜ!!是非彼女にいいところを見せてやりな!!」
「わ、私は彼女じゃ………」
そう言ってチラリと零治を見るフェイト。
「エリオは何が欲しい?」
「う〜ん…………エアガンが欲しいかな………」
「…………………」
「あらら、彼氏さんは弟君の面倒で大変みたいだな。嬢ちゃんいいこと教えてやるぜ」
「なんですか?」
「いいから耳をこっちに」
ん?フェイトとおっさんは何やってんだ?
あっ、フェイトが真っ赤になった。
「どうしたんだフェイト?」
俺は心配になり、フェイトの元へ行くが、
「な、なんでもない!!それより早くやろう!!」
慌てた様子でエリオの所に走っていった。
「何を言ったんです?」
「女の秘密さ」
……………あんたのナリで女だったら俺はビルから飛び降りるぞ。
「だがさっきも言ったが、30000点は今までとった人はほとんどいないから厳しいぜ。まあ頑張ってくれよな!!」
暑苦しくサムズアップするおっさん。
うわ、暑苦しい………
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