第38話 フェイトとデートと追跡者
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るフェイト。
「悔しかったら、エリオから大好き!!って言われるくらいエリオを楽しませな」
「うん、私頑張るよエリオ!!」
「う、うん………」
テンションを上げたフェイトに戸惑うエリオだった………
「楽しそうだな………」
「フェイトは危険ですね」
「う〜、フェイトだったら僕の方がナイスバディなのに………」
「「………………」」
「えっ!?何で2人共僕を睨んでるの?」
「いや、どこからか戯言が聞こえたからな」
「そんな子にはオハナシするべきですかね?」
「う、うん。そ、そうかもね………」
あまりの恐ろしさに何も言えなくなってしまったライだった。
「仲はなかなか良さそうだな………」
さっきの男は新聞に穴を開け、そこから零治達の様子を見ていた。
「エリオもあんなに話しかけている…………あいつ………」
悔しそうにその様子を伺っていた…………
「ねぇリンディさん、クロノ君は?」
「何か用があるって朝早く出ていったわよ」
「あれ?クロノ君、部下の人から急に休みを取ったって聞いたのに………」
暫く考える2人。
「まさか…………」
「いや、流石に無いわよ」
「そうですよね。それより、フェイトちゃんの料理どうでした?」
「意外と上手に出来てたわ。もう少し失敗すると思ってたのだけど。味付けも少し薄いぐらいで大丈夫だったし」
「そうですか。フェイトちゃん、相手に褒めてもらえたら良いですね」
「そうねぇ………」
そういいながら、ぐちゃぐちゃになったキッチンを見た。
「私が間に合って本当に良かったわ」
2人はキッキンの片付けをした後、家でゆっくりしていたのだった…………
「はむはむ………クロノが変な格好して出ていったって言うべきかな………」
そんな様子を見ながらフランスパンをもぐもぐしてアルフが言ったのだった。
「へっくし!!………………誰か噂でもしてるのか?」
ロングコートでマスクの男、クロノ…ハラオウンは相変わらず新聞に開けた穴で3人を監視しながら、そう呟いたのた。
「到着!!」
「わぁ………」
エリオはあまりの広さに驚いているようだ。
「予想以上に大きい………」
「それはそうだよ。遠見ハイランドパークは日本有数の巨大テーマパークだからね」
「エリオはここの遊園地を知ってるの?」
「あっ、テレビで………」
「なるほど………」
まだ、気を使ってる気がするなぁ………
もっと子供っぽくても良いだろうに。
「それじゃあ、チケットを………」
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