第44話 エリアXー2
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ショット!!」
体力を回復し、電気属性に切り替えて電撃弾を連射するコピーエックスだが、ゼロは距離を取りながらバスターを構えてショットを連射する。
「お前の戦い方は既に分かっている。その対処法もな」
「ダったら、こレでドうだ!リフレクトレーザー!!」
無属性に切り替えてバスターのチャージを終えたコピーエックスの体が一際光った瞬間、バスターから巨大なチャージショットが放たれた。
かつての戦いの時の無属性のチャージショットと違う攻撃に顔を顰めたが、ゼロはそれをかわす。
それを見たコピーエックスは笑みを浮かべた。
「……?…何!?」
咄嗟に体を捻ったことで、右肩に掠っただけで済んだが、コピーエックスのチャージショットが反射したのだ。
コピーエックスはようやくゼロにダメージを与えられたと、笑みを浮かべた。
「さ、流石ノ君も、反射の軌道は読めナいだロう!これで終わりだ!リフレクトレーザー!!」
「舐めるな、この程度の技、今までの戦いで嫌という程に見てきた。もう当たらんぞ」
実際に今までの戦いで反射を利用して攻撃してくる敵はいたので、コピーエックスのリフレクトレーザーを危なげなくかわしながらゼロはコピーエックスにセイバーを振るった。
そして一方で、オメガと対峙していたルインは何発もチャージショットを喰らわせても全く堪えないオメガに表情を険しくしていた。
「はあっ…はあっ…何なのこいつは…本当の化け物?」
距離を取りながら戦っているためにオメガの攻撃をかわすことは容易ではあったが、どんなに攻撃を浴びせてもエネルギー反応が衰えるどころか全く揺るがないオメガ。
ルインは一瞬気弱になりかけたが、気を持ち直して再びバスターのエネルギーチャージを開始した。
「グ…オオオオ!!」
ソードを持った右腕が分離し、そのままルインに向かって来る。
「(速い!!)」
速いが、避けられない程ではない。
ルインはダッシュでそれを回避して再びチャージショットを叩き込んだのだが、オメガの頑強なボディには傷一つ付かない。
「(これだけ攻撃を当ててるのにノーダメージなんて…あのアーマー…どれだけ強化されてるの…?アルマージの特殊合金のアーマーとかが生温く思えてくるよ…)」
宇宙船で戦った時よりも自身はかなりパワーアップしているはずだが、それでもダークエルフを取り込んだオメガには通用しない。
まるで昔に戦ったアルマージのことを思い出させるが、あちらはまだ何らかのリアクションがあったのでまだマシな方だ。
「ルイン…っ!!」
「エックスは来ないで!サイバーエルフの状態で攻撃を受けたらただじゃすまないよ!!」
「っ…」
思わず加勢しようとしたエックス
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