第44話 エリアXー2
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「僕は全知全能の存在、このアルテミットアーマーもこの僕に相応しいように造られた物。このアルテミットアーマーも前とはひと味もふた味も違う…試してみるかい?」
「強化アーマーの力に頼る時点でお前はオリジナルのエックスを超えることは出来ない。本当の強さはそんなものじゃない」
“僕はアーマーの力で強くなったんじゃない!僕が強くなれたからアーマーを授かったんだ!強さは…僕の中にあるんだ!!”
いつの頃のものかは分からないが、微かに蘇った記憶の中では強化アーマーなど無くても戦ったエックスの姿が脳裏を過ぎった。
しかしそんなことなど知る由もないコピーエックスはチャージを終えたバスターをゼロに向けた。
「そウ…なら確かめてミレばいい!!」
ゼロもチャージを終えたバスターショットを構えてコピーエックスと同時にチャージショットを放ち、戦いが始まった。
チャージショットの威力はほぼ互角。
「はあっ!!」
「くっ!!」
ダッシュで距離を詰めてチャージセイバーが繰り出されたが、コピーエックスは咄嗟にバックステップでかわす。
「喰らエ!ファイアーショット!!」
即座に属性を切り替え、バスターから火炎を放つ。
「俺に一度見た攻撃は通じん、サウザンドスラッシュ!!」
火炎をかわし、リコイルロッドによる連撃を浴びせる。
「ぐっ!なら、これなラどうだ!ノヴァストライク!!」
コピーエックスは前方にエネルギーの膜を展開しながらゼロに突進してきた。
速度は以前よりも速いが、対応出来ないほどではない。
ゼロはロッドのエネルギーチャージをしながら壁を蹴り登り、コピーエックス目掛けて真上を取るように勢い良くジャンプした。
「墜ちろ!!」
「がはっ!?」
そしてコピーエックスの背にロッドのチャージ攻撃を叩き込むと、背を襲う衝撃によってコピーエックスは勢い良く床に激突した。
「やはり弱いな、どれだけパワーアップしても中身が伴わなければオリジナルのエックスには遠く及ばん」
「黙レ!アイスショット!!」
激昂しながらコピーエックスは氷属性に切り替え、ゼロに極低温の氷弾を放つ。
それをかわし、ゼロは壁に着弾して分裂した氷の破片に気をつけながら、ダッシュで距離を詰めると、セイバーによる三連撃を浴びせる。
「ウわあっ!!」
「光幻刃!!」
セイバーの直撃を受けて悲鳴を上げるコピーエックスにゼロは追撃でソニックブームを放ち、コピーエックスの体に深い裂傷を刻ませる。
「く、くソっ!!レイジングエクスチャージ!!」
「チッ…」
立ち昇る光の柱に触れたらダメージを受けるために、ゼロは一旦コピーエックスから離れる。
「喰ラえ、エレキ
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