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転生とらぶる
マブラヴ
1232話
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あそこで食べた肉まんが凄い美味しくて、フレイやラクスも驚いてましたよ」

 超包子、行ってたのか……
 キラがホワイトスターに来ているのは知っていたけど、まさか超包子にも顔を出しているとは。
 いや、考えてみれば超包子はホワイトスターでも有名な店だ。
 例えば、味についても最高峰だし、ウェイトレスの神楽坂も外見は間違いなく美人だ。
 また、シャドウミラーに所属している四葉の店という事でも注目されている。
 この辺を考えれば、間違いなくホワイトスターに訪れる他の世界の者達に注目を浴びて当然だろう。
 神楽坂とキラ、フレイ、ラクス。この4人がどんな会話をしたのか、ちょっと興味深いな。
 いや、神楽坂が準シャドウミラーのメンバー的な存在であるというのはそんなにメジャーな情報じゃないから、普通に店員として接しただけか?
 そんな風に世間話をする事、10分程。
 キラとフレイ、ラクス3人の新婚生活についての話が終わると、少し改まった様子でキラが口を開く。

「さて、じゃあそろそろ本題に入りましょう。アークエンジェル級を注文するとの話ですが、色々と改修の要望があるとか」

 技術者の顔になったキラの言葉に、頷きを返す。

「そうだ。まず可能な限り自動化をして欲しい。確か俺達がアークエンジェル級を注文するってのは、既にオーブで広まっているって話だったが、その理由は?」
「いえ、そこまでは」

 確かエヴァはその辺の話も聞いたとか言ってたと思うんだが……ああ、エルフの傭兵云々についてはホワイトスターででも実働班辺りから聞いたのか?
 隠しておく事じゃないし……寧ろ、出来るだけ大々的に話を広めるという意味では、各世界の上層部には既に話している内容だ。ここで言っても構わないだろう。

「キラもホワイトスターに来た事があるんなら、エルフを見た事はあるよな?」
「ええ。……ラクスが興味津々でしたよ」
「ラクスが? まぁ、それはいいとしてだ。今度エルフがシャドウミラーの下部組織として傭兵団を結成する事になってな。その母艦としてアークエンジェル級を採用する事にしたんだよ」
「は? エルフが傭兵ですか!?」

 余程意外だったのか、キラの口から素っ頓狂な声が上がる。
 確かに普通に考えれば驚くよな。
 そんなキラに言葉を続けたのは、俺ではなくマリュー。

「それで、エルフの人達がアークエンジェルを運用するにしても、出来るだけ少人数で艦を動かさせたいのよ。特にエルフの人達は、傭兵になる人数も決まってるし」
「……なるほど、艦の運用の自動化ですか。他に何か要望は?」
「そうね。一応確認しておくけど、ローエングリンの地表への環境被害の件はもう解決したのよね?」

 そう言えばマリューはその辺の事を結構気にしてたな。
 軍
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