第3章 黄昏のノクターン 2022/12
34話 造り物の心
[後書き]
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フォールンエルフ戦の準備回。
今回はコルネリオ無双後半と、ティルネルの苦悩に対して暗躍を開始した燐ちゃんと、それに応えたマフィアのボスと、健気にパシられるアドルフォ君でお送りしています。大冒険できませんでした。
さて、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、三章はNPCに焦点を当てた構成となっています。というか、裏テーマですね。
より具体的に言うのであれば、《燐ちゃんのNPCに対する認識》でしょうか。コルネリオさんは《NPCを生きている人間と別物と認識する》燐ちゃんを矯正する為、若者を導くような懐の深いイメージでキャラを作ってみました。これについて細かな言及をすると、作者のSAOに対する認識から今後の展開まで暴露することになるので、とりあえずは《ハードボイルドなのに遊び心のあるマフィアのボス》がいましたとだけ認識して頂ければ幸いです。
既に設定されたNPCの持ち物を新たにプレイヤーが追加するという行為そのものが、果たしてSAO本来の仕様であったのか否か。それはもしかしたら、燐ちゃんの想いに突き動かされたコルネリオさんの心意気なのかも知れません。なんて、思わせぶりなかたちで纏めておきましょう。ぶっちゃけスカイリムとかなら普通なんですけど(笑)
そして、まさかのマフィアのボスに情報を売り、高級レストランに招待されることが確定したアルゴさんですが、それは第三章と第四章の間の話となりますので、本編では触れることはないと明言しておきましょう。何気に彼女も重要人物でしたね。《本作のアルゴ》の想いもしっかりコルネリオさんに届いています。というか、思いつきってすごいですね。
話題は変わりまして、プログレッシブではキリアスコンビは《水の都》に《水上の村》に《湖上の城》にと観光名所を満喫したり、混浴したり、主人公らしく友であるエルフの女騎士様と共闘したりしていますが、この作品ではまさしく対照的です。観光名所としてのロービアではなく、《街の裏側とキャンペーン・クエストのバックストーリー》という日陰をひた走る構成になりましたが、これから原作と話がリンクします。多分。
………と、第三章を振り返るような内容の後書きとなってしまいましたね。
32話で『あと三話で終わらせる』なんて言っていましたが、あれは嘘です。纏まりませんでした。
もうちょっとだけ続くんです。
ということで、何気に第三章も佳境に差し掛かっております。
頑張ってモリモリ更新していきたいと思います。
それと、お話は別方向に飛びますが、迷い猫先生が書いておられる《ソードアート・オンライン -旋律の奏者-》にて、拙作とのコラボが実施されております。
未来の燐ちゃん達と狂った夫婦の邂逅、燐ちゃんは生きて帰ってこれるのですかね。こちらを読み終わった方は
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