第35話 海竜の王、姿を現す
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、目を強く閉じていたなのは だったが痛みが全く来ないので目を開けるとそこにいたのは
「グ……くっ……!!」
金色の髪を持つ翡翠の守護者が悪魔の一撃を防いだいたのだ
「ユーノ君!?」
「あ?なんだお前?」
「お前こそ……なんだ!!」
ユーノは盾として展開していたシールドの角度を僅かに変え、法玄の棍棒を逸らす事に成功した。しかし法玄の怪力が予想以上に強い上に、ユーノはここまで来るのに一切の余力を考えずに飛ばしていたので、蓄積された疲労が一気に爆発し、片膝をつき肩で荒い息をしていた
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ……」
「ユーノ君!!」
「なのは……大丈夫?」
「私より、ユーノ君がボロボロなの!!」
「おい白いの!そこの金髪の面倒でも見てろ!!アタシはこのノラ犬をブッ叩く!!」
ヴィータの言葉が琴線に触れたのか法玄の眉が歪み、棍棒を持ち上げ、構えた
「の、ノラ犬だと…?」
「それ以外に何があるってんだ?アタシ等みたいな女子供を相手に寄って集って攻めるしか能がない。オマケにそのブッ細工なマヌケ面!口もまともに閉まらねぇのか?さっきからヨダレをダラダラ垂らし過ぎなんだよこの不細工犬!!なにが天下を取るだ!寝言は寝てから言いな!このヘボ犬!」
「いい度胸だ……何一つ状況が変わってないにも関わらず、未来の天下人たるこの法玄様を相手にその態度………無事に生きて帰れると思ってんじゃねぇぞ!!このクソ餓鬼どもっ!!」
棍棒を掲げならヴィータに襲いかかる法玄に対してユーノは不敵な笑みを浮かべていた
「此処に来たのは僕だけだって誰が言った?」
「何!?」
ユーノの言葉に寒気を覚えた法玄だったが次の瞬間には雷鳴と共にビルの影や屋上に待機させていた法玄の部下たちの悲鳴が鳴り響いていた
「「「「「「「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」」」」」」」
「なっ!?」
「ふぇっ!?」
「何だと!?」
ヴィータとなのは、法玄はそれぞれ驚きを禁じ得なかった
「いつの間に!」
「今の雷って……」
「そ、そんな…馬鹿な……俺の、部隊が……!」
ヴィータは突然、敵部隊が攻撃を受けていることに驚き、なのは は見覚えのある魔法に驚き、法玄は想定外の事態に直面し、次の行動に移せなかった。そんな三者三様の反応を無視し、ユーノは空中に待機させていた仲間たちに合図を送った
「フェイト!アルフ!クロノ!今だ!!」
「「「っ!?」」」
「うぅぅりゃああああああっ!!」
「ごばああぁぁっ!?」
ビルの死角に
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