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SAO二次:コラボ―Non-standard arm's(規格外の武器達)―
chapter1:Ticket to a new world(新たな世界への切符)
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の顔には安堵の色があった。
続いて魔法の更なる詳細や、大まかなルールの説明に入り、ALOとどう違うのかを本格的に語る。
魔法がアイテム扱いだという事はアンドリューも最初に述べていたが、他にも単に投げ放ったり指輪から射出する物もあれば、銃弾代わりに使ったり爆弾のように扱ったりと正に“補助アイテム”な代物も存在し、思った以上に種類があるのだとか。
またPK(プレイヤーキル)に関しては、水晶こそされて居ないだけで、プレイスタイルとしてはありらしい。
が、勿論ルールはある。
PKされた側にデスペナルティーが振り掛るだけでなく、PKした側にもデメリットが掛り……いき過ぎた行いをすれば、物価が高くなったりアイテムドロップテーブルも不遇になり、最悪街中に居るだけでもNPC攻撃されてしまうのだ。
ALOに比べ、意外と良心的な配慮が存在する事を、和人達は理解した。
しかし……未だ拭えない疑問が一つあるか、和人が手を軽く上げた。
「アンドリュー。最初に、少し前から人気が出始めたって言ったよな」
「ああ、言ったな」
「火のない所に煙は立たぬと言うし……何もなしに、ぱっと盛り上がる訳ないからな。人気が出た要因は、一体何なんだ?」
和人の問いにニヤリ、アンドリューはまたも含みのある笑いを見せて、タブレットを持ち上げ画面を繰る。
クリックとスライドを交えて画面をいじる後、そっと溜めを作ってクリックすると、彼は無言でタブレットを皆の前に置いて見せる。
中では動画が再生され始めており、実況者の物らしき大声が日本語で響いて来ていた。
『次の闘いはこれまた注目どころぉ! “
Ederika
(
エーデリカ
)
” VS “
SolidGuy
(
ソリッド ガイ
)
”! 絶叫張り上げる準備は良いかぁ!?』
砂漠化が進んでいる自然をモチーフにしたステージの上。
水色と鶯色の髪をポニーアップにし、ブレザーの様な服を装備した少女と、ガスマスクを付けDJにも似た灰色の服装で固める、短髪の青年が中央で向き合っている。
「武器は―――女の子の方は
小剣
(
ダガー
)
だな。大小二つあるみたいだ」
「でも何か光ってるしよぉ……持ち手の形が、一回り小せぇ穴開いた四角っぽくて変じゃねぇか?」
「男の方は形状からして、どうも
旋棍
(
トンファー
)
みたいね」
「それにしては、結構ゴツいですけどねー……」
所変われば品変わるというが、それにしたって行き過ぎだろうと断言しても良い位に、その造形は彼等の知るモノとはそこそこ離れている。
何度見返そうとも……今までのゲームで見てきた武器群とは如何見ても違う造形のウェポンに、皆一様に首を傾げていた。
そうこしている内
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