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転生とらぶる
マブラヴ
1231話
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戦いで真っ先に削られるリソースだろう。
 特に雪の中で動かす施設なんだから、通常よりも多くの電力とかのエネルギーを使ってただろうし。

『ま、オルタネイティブ4の成果もある程度出して余裕が出来たし……少しくらいは遊んでみてもいいかもね。アクセル、そっちで来る人達の準備は任せてもいい? 私もこの世界の人達には話を通して見るわ。……もっとも、シャドウミラーがウィンタースポーツをやりたいって言ってると聞けば、それを断れるような人はいないと思うけど』

 ニヤリ、と意地の悪い笑みを浮かべる夕呼。
 何だかんだで、結局夕呼も楽しみになったらしい。

「スノボの準備もしておいた方がいいだろうな。そっちに興味があるってのもいるだろうし」
『スノボ……スノーボードね。あたし達の世界だと、やってる人はいないわね』

 なるほど。スノーボードが一般的に広まったのは丁度2000年前後だ。
 けど、マブラヴ世界ではBETAとの戦いでスノーボードが広まるような余裕は全くなかった訳だ。

「スキーが出来る奴ならそんなに難しくないから、夕呼もやってみたらどうだ?」
『……前向きに善処しておくわ』

 その言葉は大抵やらない為のフラグだろう。
 どこぞの政治家じゃあるまいし。
 ともあれ、スキーをやるという事は決まった。
 花見や海水浴には結構行ってるし、そういう意味では冬の行事としてはそんなにおかしくないのかもしれない。

「一応崇継や恭子辺りにも話を通しておいてくれ。まぁ、2人共今は色々と忙しくてそんな余裕はないかもしれないが」

 崇継は征夷大将軍になる準備で、恭子は崇宰家当主の座に就く準備で忙しいらしい。
 ただ、そういう忙しさのストレスを解消する意味でもスキーをやるってのは結構悪い提案ではないと思うけどな。

『そうね、一応連絡はしておくわ』

 夕呼も俺と同じ意見なのか、そう頷く。
 何だかんだで、夕呼も斑鳩家、崇宰家と友好関係にある。
 それだけに、崇継や恭子の息抜きをさせてやりたいと思ってもしょうがないのだろう。
 俺も、他の世界で今回の件に参加する奴がいないか募集してみるか。
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