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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
補習授業のヒーローズ
黒鐵神殿にて復活した一真×人間界隠れ家に行くグレモリー眷属+黒神
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・・・・』

『人間界での隠れ家としては、良い所だけど人間界本家も隠れ家だと思います。あそこは駒王町の外れにありますからね』

『廃ビルに一歩足を踏み入れる勇気いると思うけど、一階ロビーには疎らに人気がありますわね』

先頭にいる朱乃とレイヴェルにより、グレモリー眷属を率いて来たが若い男女がいくつかのグループに分かれて話し合いをしていた。悪魔ではないと感じますけど、魔力を一切感じ取れないけど異様な気配だけは感じ取っている他の面々。

黒歌さんは白音さんと一緒にいるし、もし何かあればすぐに戦闘態勢に入れる。ここにいる全員が異能使いの人間と言う独特の空気を発していた。一つのグループがこちらに気付いたと思えば、ケータイを取り出してこちらに向けてくる。

「・・・・アイツら、悪魔だぜ。しかも何だ、この異様な『レベル』と『ランク』は・・・・っ!」

『どうやらケータイによって、私達のレベルとランクを知る端末だと思うけどレイヴェルはどうにゃの?』

『ロビーにいる全員が端末を取り出す所を見ただけで、異形を計る機能を持った物かと思われます。確かアジュカ様の趣味は、人間界で「ゲーム」を開発して運営を取り仕切っていると聞いています。ここにいる人間達が持つ端末には「ゲーム」に関するツールを通して正体を把握したのでしょ』

『余り目立つのは嫌ですが、早めにアジュカ・ベルゼブブ様を探した方がよろしいかと。ロビー奥から私達と同質オーラを放つ者が出現しましたわ』

「申し訳ございません。このフロアは文字通り我らが運営するゲームの『ロビー』の一つとなっておりまして・・・・」

スーツを着た女性だったけど、ここにいるヒト達と違うので一目で理解した。悪魔の女性であり、一礼してから奥のエレベーターに案内された。屋上にアジュカがいると言うので、到着した私達の先には屋上に広がる庭園でした。緑に囲まれた広い場所であり、芝や草花だけでなく木々も植えられていたし水場も設置されていた。

深夜の所為なのかもしれませんが、屋上の風は冷たく夜空に浮かぶ月だけが灯りとされている。夜目が利く祐斗さんら悪魔と黒神である私達にとって、深夜でも屋上の様子は容易く把握出来る。女性が一礼後に下がると、私達に話し掛ける者がいた。

「グレモリー眷属か。勢揃いかと思ったら、黒神眷属の二人もいるじゃないか」

視線をそちらに送ると、庭園中央のテーブルと椅子が設置されていた。その椅子に座っていたのは、若い男性で随分前に一誠様からの紹介を受けた時のような妖麗な雰囲気と美しさを持った男性が一人。

「アジュカ様」

リアスさんが一歩前に出て、その男性の名を呼んだ。この方がアジュカ・ベルゼブブ様だが、私達黒神にとって普通に呼び捨てで構わないと言われている。私達には前四大魔王のベ
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