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第2部『計画打倒編』
第16話『肥える邪念』
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、グリーンはゴーカイブラストをサタンスネークに放つ。
「くそッ!復活が完全で無い所為で!」
「B26暗黒星雲に、栄光と繁栄をぉぉぉ!」
2体の強力怪人は、ゴーカイジャーの攻撃が致命傷となり撃破される。
「まさか、奴らがここまで強かったなんて!」
次々倒されて行く幹部怪人軍団を見てソーサラーは動揺する。その時、
[テンガン─ネクロム!メガウルオウド…]
謎の音声が鳴り響き、一人の仮面ライダーが現れる。
「貴方は?」
「そんなことはどうでもいい。私はここが実験場に成るか見に来ただけだ。」
ゴーストと同一タイプの仮面ライダーはそう言うと、ゴーカイジャー達に向かう。
「何だ、てめぇは!」
「私か?そうだな─仮面ライダーネクロムと名乗っておこう。」
ネクロムと名乗るライダーはそう言うと凄まじいパワーでレッドを殴り飛ばした。
「こいつ!」
ブルーとイエローはそれを見てゴーカイサーベルを構えて向かう。
「英雄の力、見せてあげよう。」
[テンガン─グリム!メガウルオウド! fighting pen!]
ネクロムはグリムゴーストを纏いグリム魂に変身。肩に付いているペン先状の鞭で二人を薙払う。
「まったく、君達海賊は本当に野蛮だ。君達に肉体を与えていると多くの者が傷付く。やはり肉体は邪魔な物だな。」
ネクロムが語っていると、
「何ごちゃごちゃ言ってんだ!」
レッドは立ち上がる。
「何を言う?私は君達の為をもって言っているのだ。」
「だから、それが迷惑なんだよ!」
「そうか、ならいっそのこと君達の肉体を消し去ってあげよう。」
ネクロムは必殺技の準備にかかる。しかし、次の瞬間ネクロムのグリーンのラインは黒く濁り警告音が鳴り響く。
「限界か。残念だよ。君達に我々の素晴らしさを教えようと思ったが、どうやら時間切れみたいだ。また会おう。」
ネクロムはそう言うと、液体に成りながら去って行った。
「一体、何だったんだ?」
「さあな?だが、尋常では無い力の持ち主みたいだ。」
「マーベラスにジョー、そろそろみんなの応援に行くよ!」
唖然としていたレッドをブルーにグリーンはみんなの応援に行くように促し、ライダー達の応援に向かう。
「これで終わりだよ!」
<チョーイイネ!サンダー!サイコー!>
ウィザードは大怪人ビシュムにドラゴンサンダーを放ち蹴散らす。
「こちらも、これで終わりです!」
〈ソイヤッ!メロンスカッシュ!〉
残月も無双斬を放ちドラスを撃破する。
「ヤバいわ。もう怪人軍団が全滅するなんて!」
ソーサラーは愕然とする。
「ウリス!貴方の計画もここまでよ!」
スーパー童子を倒して来た斬鬼はそう言う。すると、
「まったく、君達には困ったものだ。」
十六夜九衛門が現れる。
「あんたは?」
「僕は牙鬼
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