暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
1230話
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剣は使い方が分からないが、天の鎖といったか? そっちの方は特に何もせずとも効果を発揮する。真名解放とかいうのは特に必要ないらしい」
「俺としては嬉しい限りだ。神に対する効果を発揮するのなら、これからきっと役立つだろう」
「アクセル、お前神と戦うのを前提にするのはどうかと思うぞ?」

 俺の言葉に呆れたように呟くエヴァだったが、色々な異世界に転移しては戦いに巻き込まれている俺だ。
 今回のFate世界はシステムXNでの転移ではなかったが、これから先、システムXNで転移した先に神と敵対している世界があってもおかしくない。
 というか、神と敵対しているというのは物語的に良く見る話だ。
 そして、俺が転移する世界というのは基本的にはそういう原作のある世界。
 それが俺の知ってる原作かどうかというのは別にしてもだ。
 神と戦うという機会がある可能性が高い以上、どうしてもその辺に関しては準備しておく必要がある。

「異世界に転移した時、神と戦うという可能性は高いからな。備えあれば嬉しいなって言うだろ?」
「憂いなしだ、この馬鹿者。……では、どうする? 天の鎖は持っていくのか?」

 視線を鍵剣の隣にある天の鎖へと向けるエヴァに、軽く首を横に振る。

「いや、システムXNで転移する時には持って行くけど、今はまだいい。出来れば研究を進めて、PTとかに対神宝具の効果を与える事が出来ればいいんだが」
「また、無茶を言う」

 溜息を吐き、ふとエヴァが話題を変えようとしたのか口を開く。

「そう言えば、あのアークエンジェル級だったか? 新しく注文しようとしているという話をオーブで聞いたが、どうなっている?」
「……まぁ、別に特に隠している訳じゃないから、オーブで広まっても不思議じゃないけど……その通りだよ。エルフ達の母艦にしようと思ってな」
「ああ、何だか最近ホワイトスターでエルフを傭兵にとかの話が広まっているな。それか」
「それだ。まぁ、傭兵は傭兵でもPTとかの操縦で生身ではないけど。……生身ならエヴァに戦闘訓練を頼んだんだが」
「止めろ、これ以上忙しくするな」

 そんな風に、次第に世間話へと移っていく。
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