希望と希望 後編
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「ツヨい……! 」
『後ろががら空きだよ! 』
ブラウドライツガンダムとティグリスガンダムは、背後からストライクフリーダムがすれ違い際にビームサーベルで機体を切断していった。
「しまっ! 」
「アッ…………」
「クッソがぁぁぁぁぁっ!! 」
『はああぁぁぁぁぁぁっ!!! 』
アウローラガンダムに刀を降り下ろすも、レイザーブレイドにより下から大きく刀を弾かれ、刀を手放してしまった。
『大振り過ぎだバーロー』
アウローラガンダムはアルケオニスガンダムをレイザーブレイド二刀により切断されてしまい、そのままアークエンジェルの方へと向かっていった。
『BATTLE ENDED』
ーーー−−
「うっわぁ…………ヒロヤ君大人げないね」
「私は二人共大人げないと思うけどね」
「うるせい。これでも結構手加減してるんだよ」
「どうだか…………」
「てかトウイ。お前ちゃんと指導してるのかよ? 」
「きちんとするのはムウさんの役目だからな〜」
「いやムウさんはきちんとやらないだろ。俺の記憶上、まともに指導受けた覚えないぞ? 」
「おいヒロヤ。それはどういうことだ?きちんと相手をしてやったろうが」
「相手と情報収集は良かったですけど、指導は受けてない。お前達もそうだろ? 」
ヒロヤと言われる男が俺達に聞いてきて、すぐに全員が頷いた。今週は珍しく来たが、バトルの相手しかしてこなかった。
「失礼な奴等だな。俺は生徒の自主性を信頼し、自分で考えるのが大切だと思ってるんだ」
「それはいわゆる放置ですよムウさん」
「う゛………………」
「トウイ。お前もだ」
「アハハハハ」
「取り敢えず、今からお前達の問題点を全部挙げる。しっかり聞けよ? 」
「わ、分かりました」
「ワカッタ」
「……………………」
「えー?全部言っちゃうの? 」
「お前達が勿体ぶって教えないからだろ。これじゃあ逆に進歩出来ないだろうが」
男はため息を小さく吐き、口を開く。
「まずは龍のガンプラ使い…………セシリアだっけ?反応は良いし、勘も冴えてる。けど動きも攻撃も単調だ。相手を攻撃する時こそ一番危険だぞ? 」
「ワカッタ……」
「次に虎のガンプラ使い、サクラ。お前も似たようなもんだ。ただ、その獣のような攻撃はよかったぞ」
「ふん…………」
「次は亀か蛇か分からないガンプラ使い、ヒメラギ。お前は守りも固いし、常に仲間をサポート出来るようにしている。だけどお前自身もきちんと戦え。じゃなきゃ誰にも勝てないぞ」
「りょーかいッス」
「次は戦艦担当のヒメラギか。お前は
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