第四十三話 本郷少佐!名前から決まった探偵勝負!!その十
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「わしは認めへんからな」
「石抱きで責めてもか」
「伝馬町伝統のこの拷問でもか」
「よし、じゃあ最後の手段だ」
「それを使うか」
二人は拷問を止めた、そして。
注射針を出した、そこに薬を入れてから清原に言った。
「じゃあ今度は自白剤だぜ」
「これで吐かせてやるぜ」
「これ一発で全部吐くぜ」
「ただあまりにも強力だからな」
副作用があると言われている自白剤の中でもとりわけ強力だというのだ。
「一発打ったらもう頭飛ぶけれどな」
「確実に廃人になるけれどな」
全てを自白した後でだ。
「しかしそんなの関係ねえ!」
「俺達は一切気にしねえ!」
「俺達のことじゃねえからな」
「前科十七犯で確実に人殺してるからな」
「そんな奴の人権知るか!」
「加害者の人権なんて知らねえぜ!」
二人は堂々と言い切った。
「この作者の作品は加害者への人権は一切考慮しねえんだよ!」
「罪を憎んでその人を百倍憎む!」
「だからノープロブレム!」
「何の問題もねえぜ!」
「くっ、おどれ等何ちゅう屑や!」
駐車を打たれる清原は石責めを受けつつ抗議した。
「それが正義のヒーローかい!」
「だから勝てばヒーローなんだよ」
「ヒーローは勝てばいいんだよ」
ヒーローイコール正義であり勝てば正義ならだ、こうした論理になる。それで二人もこう言ったのである。
「推理だって解決すればいい」
「真犯人を見付けて罪を認めさせればいいんだよ」
「その際どんなプロセスでもいいんだよ」
推理の経緯はだ。
「拷問しても自白剤使ってもな」
「それでその後犯人が死のうが廃人になろうが知るか」
「どうせ屑だからな」
「屑は屑らしく破滅する、これがこの作者の世界だ!」
「このことは絶対に変わらねえ!」
「加害者の人権なぞ一切ないぜ!」
そもそも人を傷つけた輩に人権が必要か、作者は不要だと考えている。殺された者、被害を受けた者の人権を考えるべきだ。
「だからこれもよし!」
「全て吐いて罪を認めて廃人になれ!」
「後は一生発狂か植物人間だぜ!」
「いっけええええええええ!」
二人で清原に自白剤を注射してだった、全てを吐かせて罪を認めた。清原はわいが全て言った後でその場に完全に崩れ落ちた。
そしてだ、二人は完全に廃人になった清原を見て言った。
「これでよし」
「事件は解決したぜ」
「はじめて日帝衆が来る前に終わったな」
「大団円だな」
「いやあ、今回も勝ったぜ」
「勝利の美酒を楽しめるな」
非常にと言うのだった。
「よし、じゃあな」
「写真集とDVDもボーナスでゲットだ」
「それも楽しみだな」
「非常にな」
こう話すのだった、だがここで。
瞬と本郷が東寺に来てだ、こう言った。
「何という
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