暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?-A銃士と挑戦者〜The Crisis of Aces〜
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†††Sideヴィータ†††
はやてが特捜課としての仕事が休みん時は、あたしら騎士は武装隊員として仕事することになってる。んで今日は、あたしとシグナム、あとセレスが所属してる第2212航空隊と、戦技教導隊に入るために武装隊に所属してるなのはが居る1018航空隊が共同演習することになったから、ミッドの北西部・アンクレス地方の演習場にこれから行く予定だ。
そいうわけで今は、アンクレス地方への定期便が出港するまでの残り1時間半の暇を、ドクターの申し出でスカラボで過ごすことになった。メンバーはあたしとシグナムとなのは、そんでリインとアイリの5人。応接室のソファに座って、ウーノが淹れてくれたお茶と作ってくれたクッキーを美味しく頂いてる。
「今日の演習、ぜってぇ負けねぇかんな」
「うん。私だって負けないよ!」
「ヴィータはなのはのことになると、シグナムみたいにバトルマニアになっちゃうよね」
「ですぅ♪」
「おいおい、シグナムの末期症状と一緒にすんなよ」
「待て。私のどこが末期だ?」
「強ぇ奴が居ればすぐに剣を交えたいって考えるお前のバトルマニア病は正に末期だろうがよ」
シグナムにそう言うけど、実はなのはとの勝負になると、どうもいつも負けず嫌いになっちまうんだよなぁ、あたしもさ。“闇の書”事件の一件が理由だろうけど。なんつうか一番のライバルって言うか、負けたくねぇ相手って言うか、あたしを強くしてくれるって言うか、コイツとの模擬戦は楽しいんだよな。ま、そんなこと口が裂けても言えねぇけど。
「えっと、シグナムさん。それにリインとアイリも、今日はお願いします」
「ああ。こちらこそだ」
「はいですよ♪」
「うんっ」
なのはからの挨拶に、あたしに睨みを利かせてお茶を呑む手を止めてたシグナムが小さくフッと微笑んだ。そんでリインもアイリもクッキーを頬張りながら返事をした。
「やぁやぁ。話の花を咲かしているようだね」
そう言いながら応接室にやって来たのはスカラボの主であるジェイル・スカリエッティ少将。見るからにマッドなサイエンティストっぽいが、技術者としての腕は次元世界一だって言われてる。その技術力を買おうとすれば、最低価格で1千万オーバー。あたしらはシャルのコネのおかげでタダで、あたしらのデバイスはかなりハイスペックになった。
「お茶のお代わりはいかがですか?」
それに続いてスカリエッティ家・長女で秘書、あと二等陸尉の階級を持ってるウーノがワゴンを運んで来て、ティーポットを持って微笑んた。あたしとリインとアイリ、そんでなのはは「頂きます」お代わりを貰って、シグナムは「私はもう結構です。ご馳走様でした」断った。
「すまないね君たち。これから客人が来るんだ。応接室を使わせても
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