暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?-A銃士と挑戦者〜The Crisis of Aces〜
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方にも、アギト、っつうショックな出来事が起きてんだよな。アイリが「ルシル。アギトお姉ちゃん、どうなったの?」そう訊いた。
「レーゼフェアの術式かまたは神器の効果で、ベルカ時代の記憶を失ってしまっているらしいんだ」
「「「「「っ!!」」」」」
敵側に居るってだけでもショックだってぇのに記憶まで無いってあんまり過ぎんだろ。当時のことを知ってるあたしやシグナム、シャマル、ザフィーラ、そんで妹のアイリは絶句だ。ショックがデカ過ぎてなんも言えなくなった。
「ねえ、ルシル。記憶を消せる神器なんてあるの?」
「難しい物じゃないな。俺だって複製術式の中に記憶改編できる複製術式や神器が多々あるし。俺の創世結界や複製能力を封印する能力の方がずっと難しい」
最後の創世結界云々はあたしらも知らなかったから「???」ってなる。ルシルは「奴は、俺の左目を殺すだけじゃ飽き足らず、創世結界と複製能力を封印したんだ」って大きく溜息を吐いた。
・―・―・終わりだ・―・―・
(そっからはまぁ大騒ぎだったよな。左目失明を同時に知ったなのは達もそうだが、ルシルの強みだった複製と創世結界が封印されたってあたしらも知ってさ)
たとえ創世結界の恩恵が無くてもルシルなら大丈夫だろう。複製術式なんて頼らなくても強ぇんだし。けど、“エグリゴリ”が相手となったら絶望的だ。なんとしてもぶつかる前に解呪するっていろいろやってんけど・・・。何とか助けてやりてぇな。
「この2人は強ぇのかい? えらく美人さんだが・・・」
「共に魔力ランクが推定SSSオーバー。正確に言えば測定不能なレベルの魔力持ちです。しかも特殊な力を秘め、魔法や物理攻撃が一切通用しません」
「なっ、なんだいそりゃ!? 坊主はそんな2人とやり合ったって言うのかい!?」
魔法じゃなくて魔術。魔導師じゃなくて魔術師。気が遠くなるようなずっとずっと昔。魔法が誕生する前に存在してた魔力運用技術が魔術だ。そして神秘って言う特殊な“力”を持ってて、魔術師を倒すためにはそれ以上の神秘が必要だってあたしらは聞いてる。すでに経験してるし、確かなことだ。
「自分こそ大変な目に遭っていながら、女房やゼスト隊の死の責任を背負うっていやがるんだ、あの坊主は・・・! くそっ。ガキが背負えるようなもんじゃねぇってぇのによ・・・!」
自分の膝の上に置いてる手を握り拳にした一尉が「坊主の体に異変が起きてるって噂で聞いたんだがよ。それはどうなんだ?」そう訊ねてきた。
「ええ。左目の視力を完全に失っております。さらには固有スキルも封じられていますし。ルシリオンが言うには呪いである、と」
シグナムが苦い表情でそう答えると「呪い? あのオカルトのか? まさかだろ?」一尉は眉を顰めた。普通はそんな反
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