暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?-A銃士と挑戦者〜The Crisis of Aces〜
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されたモニターに映る3人に「っ!!」あたしらは絶句した。あたしら八神家は「アギト・・・!?」の姿に驚いて、なのは達は「フィヨルツェンさん!?」の姿に驚いた。するとルシルが「ちょっと待ってくれ、知っているのか!?」って大声を上げた。
「え、あの、フィヨルツェンさんは・・・」
「どこで会った!? いつ! 場所は!?」
いつもの冷静さを欠いたルシルに、「落ち付け!」あたしとシグナムとザフィーラがベッドから落ちそうになるアイツを押さえ付けた。すると「ごめん・・・。ごめん」ルシルは大人しくなって、ベッドの上に座り直してくれた。
「わたしがフォーチュンドロップに使う魔石を採掘しに行ったよね。それにルシルも行ったでしょ、あの遺跡に」
「そこでフィヨルツェンさんに出会って、私たちが危機に陥ったその時に助けてくれたんだ」
アリシアとフェイトが答え、なのはとアリサとすずかが同意するように頷いた。そんで次は「ユーノ。君は一体どこで・・・?」ルシルが訊いた。
「フィヨルツェンさんがエグリゴリ・・・!? そんな・・・。うそだ・・・。だってフィヨルツェンさんは・・・、僕の・・・僕たちの・・・」
ボソボソと呟いてたユーノが俯いていた顔を上げた。血の気が引いて青白い。なのはが「ユーノ君・・・」アイツの腕を掴んで心配そうに顔を覗き込んだ。ユーノは「ありがとう・・・」なのはに礼を言った後、チラッとフェイトとアリシアを見た。その意味が解らねぇのか2人は小首を傾げた。
「・・・ジュエルシードを発掘したのは、僕とセレネとエオスだけじゃないんだ。その場にフィヨルツェンさんも居たんだよ、ルシル」
ジュエルシードって確か・・・なのはとアリサとすずかが魔導師になった切っ掛けになった事件で巡ったロストロギアだったよな。んで、ユーノは続けた。フィヨルツェンとの出会いや一緒に過ごした間のことや別れのことも。そんでフィヨルツェンがユーノ達にとって姉的な立場で、その物腰や強さに憧れてたって。
「・・・この事はセレネとエオスには伏せたい。ごめん。僕はまだ信じられない、信じたくない・・というか。ちょっと混乱してる。2人は僕以上にフィヨルツェンさんが好きだったから、この事については耐えられないと思うから。ごめん・・・」
「いや、こちらこそ辛い思いをさせた」
「ううん。その、ルシル。やっぱりフィヨルツェンさんを救う・・・んだよね」
“エグリゴリ”に対する救いってぇのは厳密に言えば完全破壊だ。ユーノやセレネ達がフィヨルツェンに特別な感情を抱いてたのは話を聴いてりゃすぐに解る。だからこそユーノは苦しそうなんだな。大事な人の死が確実にされちまって・・・。
「すまないな」
重い空気に満たされる病室。なのは達にショックがあったが、あたしらの
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