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ロックマンゼロ〜救世主達〜
第42話 氷の前線基地
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を待っていたのだ。

「オーバードライブ!!」

全身から凄まじいエネルギーを放出させ、氷を砕くのと同時に床にチャージを終えているナックルバスターを叩き込むと、巨大な火柱を発生させた。

のし掛かろうと跳躍していたスタグロフRはまともに火柱と衝撃波を喰らうことになる。

「むほあーーー!!」

火柱と衝撃波を喰らったスタグロフRを見て、ゼロはセイバーを構えて突撃した。

スタグロフRが体勢を整える前にセイバーが振り下ろされた。

「はああああっ!!」

炎属性のチャージセイバーが叩き込まれ、スタグロフRは真っ二つにされた。

「ぐ…お…お許しを…バイル様…。む…っはーーーーーー!!」

絶叫しながらスタグロフRは爆散し、それを確認したゼロがレジスタンスベースに通信を繋いだ。

「ミッション終了、転送してくれ。」

『了解、転送します』

転送の光に包まれた二人はレジスタンスベースに転送された。

「転送終了まで…2…1…転送!!」

ゼロとルインが司令室のトランスサーバーに出現した。

「お疲れ様でした」

ゼロとルインがトランスサーバーから出ると、シエルが駆け寄ってくる。

「ありがとう…二人共…リーダーを失って、このエリアのネオ・アルカディアは退却したみたい…。本当にありがとう…」

安堵の笑みを浮かべながら、シエルはゼロとルインに感謝の言葉を伝える。

残るはコピーエックスだけだ。
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