第42話 氷の前線基地
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射してパンテオン達を破壊した。
まだかなりの敵がいるのを確認して、二人はバスターのエネルギーチャージを開始した。
メカニロイドが砲弾を放ってくるが、それよりも二人のエネルギーチャージが早い。
「「クロスチャージショット!!」」
クロスチャージショットが炸裂し、この通路にいるパンテオンとメカニロイド全てを殲滅した。
奥にある梯子を駆け登り、上の階にいるパンテオンをゼロがセイバーで斬り捨て、更に上の階に登ると再び広い通路に出て天井にいるメカニロイドをルインがバスターを構えてショットの連射で破壊した。
「はあっ!!」
シールドブーメランを投擲し、こちらに向かってくるパンテオン達を一掃する。
「…これで基地にいる敵はほとんど倒したはずだよね…」
「ああ…」
上の階から感じられる高エネルギー反応。
目の前の梯子を駆け登り、上の階にあるシャッターを抉じ開けて潜り抜けると、そこにはかつてゼロが倒し、バイルの手によって蘇ったブリザック・スタグロフRがいた。
ルインは即座にHXアーマーに換装し、ブリザック・スタグロフRを解析する。
「(ブリザック・スタグロフR…元々は冥海軍団に所属し、海底にある要塞から独自の偵察部隊を統率する。海底トンネルの海水を氷の壁に変えてしまうほどの、超極低温の冷気を生み出すことが出来る…。なら弱点は炎属性だね…。)」
FXアーマーに換装してナックルバスターを二丁構えると、ゼロもバスターとセイバーを構えていつでも仕掛けられるようにしていた。
「むふー、よくこの基地まで辿り着いたなー。しかし…俺を蘇らせてくれたバイル様の顔に泥を塗らせるわけには、いかねー。ここでお前を凍りづけにしてやるーむふー。」
全身から冷気を迸らせ、スタグロフRは2人に向かって、飛び掛かってきた。
二人は僅かに後退すると、ルインはナックルバスターを、ゼロはバスターを向けた。
「バーストショット!!」
「メガトンクラッシュ!!」
銃口から発射された二つの火炎弾がスタグロフRに炸裂した。
「むはーーーっ!よくもやったなー!ツインフローズンボム!!」
ゼロとルインに向けて氷球を放ってくる。
二人はダッシュでそれをかわし、ゼロはセイバーによる三連撃とルインはショット連射を繰り出す。
しかし、スタグロフRが今度は腕から凄まじい勢いで冷気を吹き掛けてきた。
冷気はかなりの勢いで、下手に飛び上がろうとすると吹き飛ばされてしまう。
だが、冷気に氷の粒が飛んできてゼロやルインにくっついていき、やがて二人は身動きが出来なくなってしまった。
それを狙っていたスタグロフRが身動き出来ない二人にのし掛かろうとするが、ルインは向こうから突っ込んでくるの
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