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RSリベリオン・セイヴァ―
SIDESTORY「ラルフ・ヴィンセクト」&外伝の資料設定
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僕の名はラルフ・ヴィンセクト。後のRS装着者の「筆頭」と呼ばれる人間だ。

……しかし、この作品を読んでいくうちに僕が度の過ぎるほどISの女性に殺意と敵意を持ちすぎていると思うよね? 早い話、やり過ぎってところかな? 
そんな僕だけど、どうしてこのような人間になったのか、その秘密を「彼女」との生活の中で語らせてあげよう……

降りしきる雨の中、路地には大勢のスーツ姿の男女が傘をさして行き交っている。こんな雨の日など、出歩く子供なんていやしないと思われがちだ。しかし、そんな雨の日でも、路地のあまり目立たない片隅に一人の子供がいたのだ。その子供からして性別は男の子……だと思う。
何故見ただけで疑問を持つのか、それは少年が男の子とは思えない姿、「ワンピース」の格好で路上の片隅に蹲っていたからである。
「……」
ただ黙って、雨の寒さに震える少年は、こうなった経緯を回想する。

『やだ……やめてよ!?』
『離してぇ……乱暴なことはやめて!!』
『女の子の服なんて嫌だよ……痛っ!』
女装をさせられて、断られば殴られる。そんな少年は、それ特有の趣味を持った女性客に抱かれることをさせられていたのだ。
いろんな女性客が居て、自分のことを「ママ」か「お姉ちゃん」などと意味も分からないまま呼ばなくてはならない。時には呼ばずにいると、暴行を受ける時もある。
女尊男卑という時代が到来してからというもの、働く女性が急増していき、それに伴い女性社会が拡大していくにつれて、女性も男性のように性欲を求めるようになった。
こうしたことから女性専用の風俗店が次第に多くなり、好みの美男子を抱きにキャリアウーマンらは次々に訪れに来た。
しかし、それでも中には児童ポルノを無視してショタコン思考を持つ女性も少なからず存在している。そんな彼女らをターゲットに、貧乏な家から出た幼い少年たちが性奴隷のように女性たちに抱かれる日々を送っていた。中には、連れてかれて強制的に女性客に犯される少年達も少なくはなかった。

そして今、この路地の隅に立つラルフという少年は、その後者である。彼の母親は水商売をしていた人間で、とある強引な男性客との間に出来てしまった子供であった。
だが、母親はそんなラルフに母性を持って接しようとはせず、逆に彼をゴミのように扱い、虐待した。それから、しばらくしてラルフは母親に闇市場で売られてしまう。10歳になったばかりの彼を買ったのは、ショタコン好きの女性客に抱かせて稼がせる売春業を営む女であった。
特に、女装をした少年を好む女性客が多く、ラルフは次々にワンピースやミニスカートを着せられては脱がされ、そして成すがままに体を汚されていった。
心身ともに病みつつある彼は、今日もスーツ姿で帰る女性を引っかけて抱いてもらわなくてはならない。
そうでもしな
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