第二十話 二学期その十三
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ういうの全然ない?っていうか」
「いじめにしても度が過ぎてるわよね、精神的にね」
先輩が最低の人間みたいです。けれど言えません。聞くことだけしか。
「かなり残酷じゃないとできないわよ」
「そういえばあの先輩って怖いって噂あったわよね」
「実際怖いわよ」
皆言いだします。私は何も言えないです。
「あの人は」
「うう・・・・・・」
「怒ったら本当に凄い顔になるから」
「そうよね。言うこともかなりきついし」
「私が知ってる先輩以外にもいるの?」
わからなくなってきました。私にとっては優しくてとても素晴らしい先輩なのに。
「長池先輩が」
「人って色々な顔があるからね。先輩だってね」
「一つの顔だけじゃないわよ」
また言われます。
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