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ロックマンゼロ〜救世主達〜
第41話 アナトレーの森
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を構えた。

「一度は朽ちたこの体…命を与えて下さったバイル様のため…今再び!あなたの首級、頂きに参りました!いざ…尋常に、勝負!!」

棍を構えながら、こちらを見据えるハヌマシーンR。

ゼロとルインも同時にセイバーを構えるのと同時にハヌマシーンRが全身に炎を纏いながら体当たりを仕掛けてくる。

以前戦った時よりも体当たりの速度が速いが、避けられない訳ではない。

ゼロとルインはハヌマシーンRの体当たりを避けると、壁にぶつかったかと思った瞬間、バウンドしてあちこちを跳ね回る。

途中でぶつかったブロックが破壊され、その破片にが当たったことでルインは体勢を崩してしまう。

「隙あり!!」

「うっ!?」

体当たりをまともに喰らったルインはブロックに叩きつけられた。

しかしハヌマシーンRが全身の炎を消した瞬間、ゼロがセイバーを構えて突撃していた。

「はあっ!!」

「うぐっ!!?」

電気属性のチャージセイバーを喰らったハヌマシーンRは感電するが、何とか体勢を立て直したハヌマシーンRはハヌマシーンRに酷似した小型メカニロイド達を繰り出した。

「ちっ!光幻刃!!」

チルドレ・イナラビッタのDNAデータを解析して編み出した技で破壊を試みようとしたが、あれはアイスのボディチップを使わないと、攻撃範囲、射程が減少してしまう。

だから光幻刃を繰り出してメカニロイド達を破壊した。

「はああっ!テイルファイア!!」

高速回転しながら、尻尾の炎を撒き散らす。

咄嗟にゼロはシールドブーメランで受け止めるが、威力が以前より跳ね上がっており、いくらか後退させられた。

「行け、プラズマビット!!」

ブロックの上に着地する瞬間を突いて電撃弾を喰らわせると、電撃弾をまともに喰らったハヌマシーンRは仰け反る。

ゼロはリコイルロッドを構え、ダッシュで距離を詰めた。

「サウザンドスラッシュ!!」

電気属性の攻撃を受けて硬直しているハヌマシーンRにリコイルロッドの連撃を叩き込んだ。

それによっていくらか後退するハヌマシーンR。

「とうっ!!」

全身に炎を纏って再び体当たりを繰り出し、壁から縦横無尽に跳ね回る。

しかし今回は先程とは違い、ブロックの数が少ないためにかわしやすくなっている。

ブロックに真正面からぶつかり、ぶつかった反動で空中で硬直したのを見てチャージしていたセイバーを振るった。

「今だ!プラズマサイクロン!!」

硬直したハヌマシーンRに電磁竜巻を繰り出した。

「キキィイイイイイ!?」

電磁竜巻を喰らったハヌマシーンRは、ズタズタにされ、全身に走り続ける激痛に絶叫した。

「ゼロ、とどめだよ!!」


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