6章 外国からの侵略始まる後編
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「それでは今から出発準備して来ていいですかね」
「ええ、出来れば、貴方方の量子甲冑も持ってきてくれるとありがたいですね」
「量子甲冑をですか?」
「ええ、もしもの時もためにですよ。直哉さん憑依獣とかの出現に備えてです」
「成る程、確かにこちらでも憑依獣の怖さはわかりますから」
そう言って紫藤直哉は、準備の為支配人室を出て行った。
暫くして・・・
紫藤直哉から、今回の事を聞いたさくらは、他の隊員に伝えると、隊員達は喜んでいた。
2時間後
紫藤直哉たち全員の準備が終わり、一度千明達の世界に行く事になった。
そのころ真宮寺直哉たちの世界では・・・
陸軍上層部から一枚の指令書が来ていた。
「ふむ、まさか米田中将を出頭して貰ったのに、ここまでの強行策に出てくるなんて、思わなかった」
直哉はそう言いながら、地下司令室にむかうと、帝国華撃団の隊員達が全員集まっていた。
「あ、直哉君私達のお話が、あるのですか?」
「ええ、そうなんですよ織姫さん」
その時、ラチェットが織姫に注意をした。
「ちょっと織姫司令に対してタメ口は拙いわよ」
「良いんですよラチェット、私とレニも、最初は戸惑いましたけど」
「そうだったね、今は名前で呼ばないと変な感じだしね」
「本題に入りますけどいいですか?」
「えーと率直にいいますけど、このままでは僕は、帝国華撃団の司令と言う立場を失う事になります」
「「「「えええーーーどういう事直哉君?」」」」
さくらが直哉に聞く。
「どうやらこの間の出頭をしなかった。報復だろうね」
「指令書の内容は、陸軍に帝国華撃団のメンバー一人を出向させるか、真双焔武を渡せとかいていて、制限時間が明日までなんだ」
「えええええーーーー」
隊員達は驚いていた。
そして話し合いの結果、織姫が陸軍に出向する事となった。
「ごめんね織姫お姉ちゃん。僕のために、嫌なやくさせて」
「いいですよ、私は、直哉君のお姉ちゃんなのですから」
「それに真双焔武を、渡すわけにはいけませんからね」
「織姫お姉ちゃん」
そして織姫は陸軍に出向しに行った。
そのころ紫藤直哉たちは・・・
千明達の世界の、式神町で野生活に、違和感を感じながらも、楽しく過ごしていた。
「うわああ、直哉君これ凄いよ」
「本当だね、さくらちゃん」
そんな楽しい時間は過ぎて、本来の目的地に向かう日がやって来た。
その目的地でもう一組の帝国華撃団も巻き込まれるのだった。帝国陸軍上層部と軍事会社ダグラス社による帝国華撃団壊滅作戦と言う名のクーデター
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