七話 これより部隊の訓練に入ります
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イディアは良かったが、甘いぞ。」
「バカなッ、あんなちゃちなナイフで斬り裂いたのか!?」
「魔力操作を極めればこんなこともできるのさ! とはいえ空を飛ぶ相手と戦うのは面倒だ。マース軍曹を先に倒す!」
「させないわ!」
教官とビスマルク少尉がぶつかり合う!
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・・・あと二分・・・
これまでの経緯を思い出しながらも、援護射撃は忘れない。固有魔法が使えないときも、これくらいはやれるさ。
しかし、僕と隊長の支援があるのに、追い詰められているのはビスマルク少尉のほうだ。
高速だけど直線的な動きの少尉を、スケートをしているかのように,高速なのに自由な動きをとれる教官が翻弄しているんだ。
しかも、弾が切れても 『倉庫』から別の銃器が取り出されてしまう。後ろから撃っても‘‘球形”シールドに弾かれてしまう。
・・・あと一分三十秒・・・
…少尉の動きが悪くなっていく。一体どうして?
「…そうかっ!すまないマース、しばらく自衛していてくれ!」隊長が少尉のもとに飛んでいく。
「ビスマルク、私と交代だ!」「…ごめんなさい、少し休むわ…」
「気付いたか、少尉が軽くとはいえ酔っていることに。初心者が水上で回転するような動きをさせられたら当然なんだがな。」
・・・あと一分・・・
少尉の代わりに隊長が激闘を繰り広げる。
「大尉、君のユニットは確かに水空両用ユニットだ。だが君が装着しているのは、航空戦が‘‘得意”な『水上機ユニット』とよばれるものではなく、航空戦も‘‘可能”な『航空艦ユニット』といわれるものだ。慣れてしまえば遅く感じるぞ!」
「くぅっ!」隊長が押されている。
・・・あと三十秒・・・
「Feuer!」少尉が射撃を加えながら、戦いに割り込む。
「ビスマルク!もう大丈夫なのか?」
「やれるわよ!」
・・・十、九、八、七、
「はあああぁぁぁァァァ──────」
「喰らいなさい!!!」
二人が攻撃を仕掛ける
六、五、四、
「闇雲な攻撃など効かん!」
彼女は堅いシールドを張る
三、二、一
───零───
「今だ!」
僕の手元に召喚するのは
教官………が履いているストライカーユニット。
「何だと??」 動きが止まり、 隙が生まれた
彼女に三方向から銃器を向ける。
「これで」「私たちの」「勝
バシャ!バシャ!バシャ!
「…えっ?」 僕たちに、ペイント弾が‘‘落ちて”きて当たった。
「ある人は言いました、『相手が勝利を確信したとき、そいつはすでに
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