マブラヴ
1228話
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ザークの方にも相応しい言葉だし」
「確かに」
ムウの言葉にスティングが頷く。
エザリアが養子として引き取った後は、イザークがスティングやアウル、ステラの面倒を見ていたのだから、その言葉には実感が篭もっている。
オウカの方は、スクールで姉としてアラド達の面倒を見ていたのだから、言うまでも無い。
「……何だか押しつけられたようで釈然としないんだが」
「あら、でしたら私が1人で彼等の面倒をみますので、イザークさんは教官を引き受けなくても構いませんよ?」
「誰がやらないって言った? 命じられた以上はきちんとその任務を果たしてみせる。見てろ、きちんとシャドウミラーの実働班に相応しいだけの技量をにつけさせるからな」
「ですから、イザークさんだけじゃないでしょう? 私も教官なのだから、貴方1人だけで決めないで下さい」
早速どういう訓練をするべきかなのかというのを話し合いを始めた2人をそのままに、取りあえず一段落したとして映像モニタへと視線を向ける。
そこでは、ビームライフルを撃つストライクダガーがシャドウに近寄られないように前線をダガーLの集団が押さえているといった光景になっていた。
へぇ。性能の高いダガーLでシャドウを押さえて、性能の低いストライクダガーは後衛に回すか。
その判断は正しい。正しいが……
「未熟」
ムラタが一言で切り捨てる。
シャドウの突撃を押さえきる事が出来ず、ダガーLの集団を突破したシャドウが距離を詰めて至近距離からビームガトリング砲を放ち、ストライクダガーが纏めて撃破されていく。
そうして戦線が崩れてしまうとどうしようもなく……そのままストライクダガーとダガーLの集団はシャドウ1機に蹂躙されるのだった。
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