第一章
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。
事務所を持った、すると。
彼にだ、直接だった。
「是非出演して下さい」
「うちの番組のキャスターに」
こうした感じでだ、テレビ局の人間が次々に彼のところに来た。そしてその中には彼の古巣である正日放送からもだ。
かつての上司が来てだ、彼を赤坂の料亭に連れて行って一緒に懐石料理と最高級の酒を楽しみながら話をした。
「里帰りじゃないがな」
「正日放送で、ですね」
「番組持ってみないか?」
上司は笑って彼に言った。
「報道番組な」
「報道ですか」
「何といっても報道だろう」
ニュースキャスターなら、というのだ。
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