1話
[5/5]
[9]前 最初 [2]次話
応接間のような部屋に、一人の緑色の髪をした幼い少年が書類を整理していた。
顔を上げて、黒ウサギのほうに目をやる。
彼女は何かを確認するように頷く。
「彼があの時倒れていた」
「ウース=イースだ。よろしく」
黒ウサギの紹介を遮り、彼は自身の名前を明かした。
それに答えるように立ち上がった背の低い少年は、
「ジン=ラッセルといいます」
と頭を下げた。
(アウト。さあてどうしようか)
ウースは明らかなわけ在りの様子に、自身の感情に思わず問いかけるのだった。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ