第40話 夕闇の砂漠
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析した。
「(アヌビステップ・ネクロマンセス5世。元々は闘将ファーブニルが指揮する焦土作戦で、医療衛生支援と後始末を行うミュートスレプリロイド。砂粒サイズナノボットを操って、破壊されたレプリロイドを蘇生させたり、残骸を自由に操ったりすることが出来る。自らもナノボットによる自己修復が可能。属性は雷属性か…)」
分析結果をゼロに送ると、ゼロもルインに目配せするとアイスのボディチップを起動させるのと同時にルインもLXアーマーに換装し、ハルバードを構えた。
「我…バイル様の手により、冥府より舞い戻りたり…古き者よ…次はお主が地の底を這う番だ…。土へと還るがよい…!!」
アヌビステップが杖をルインとゼロに向けて飛ばす。
ルインはハルバードで弾き返そうとしたが、予想していたよりも重く、弾き返せなかった。
「ルイン、杖に構うな。本体を狙え!!」
チャージセイバーを叩き込むと弱点属性をまともに喰らったアヌビステップは一時的に凍結したが、すぐさま氷を砕いて出て来た。
「コフィンプレス!!」
アヌビステップが砂に潜るのと同時に棺が出現し、二つの棺がかなりのスピードでゼロとルインに迫る。
「ゼロ!!」
即座にHXアーマーに換装し、ゼロの腕を掴むと上空にエアダッシュして棺をかわす。
ホバーで落下速度を遅くして棺をやり過ごしてアヌビステップが地中から出て来た瞬間を狙い、ゼロがチャージショットを喰らわせた。
「出て来て、フリージングドラゴン!!」
着地と同時にLXアーマーに再換装してハルバードをチャージして氷龍を繰り出すと、アヌビステップにぶつける。
「ぬうぅ…蘇れ、パンテオン!!」
砂からゾンビのような姿のパンテオンが出現した。
ゼロはリコイルロッドの形態にすると、ロッドのチャージ攻撃でパンテオンを粉砕した。
「オーバードライブ!!」
オーバードライブでLXアーマーの攻撃力を底上げし、アヌビステップの胴体に深い裂傷を刻むと、ゼロもルインに続くようにチャージセイバーを叩き込んだ。
確かにアヌビステップの性能は最初にゼロと戦った時よりも大幅に向上しているが、ゼロは一度戦って倒した相手に負けるほど馬鹿ではない。
アヌビステップが地形を変化させたが、ルインがHXアーマーに換装し、ゼロの腕を掴んで上空に舞う。
「とどめお願い!!」
「任せておけ」
ルインはアヌビステップに向けて勢い良く放り投げると、ゼロはチャージを終えたセイバーを構えながら突撃した。
「なっ!?」
「はあっ!!」
「ぐああっ!?」
勢いを加算したチャージセイバーを叩き込むことで、まともに喰らったアヌビステップを両断した。
「ぐっ…古き魂を引き摺る者よ…バイ
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