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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
EXTRADUEL1 外国から来た少年
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わう事が出来るだろう!!それは君のくすぶる気持ちをきっと晴らしてくれる!!』

「見透かされていたな………」

初めて会った人物に心の内を見透かされていた。不思議と怒りが湧いてこない。

「名前聞き忘れたな………」

変質者の様な人物であったが、その顔はしっかりとバルトの記憶に残された。

「さて、取り敢えず帰るか………」
「あっ、居た!!」

そんなバルトに不意に声を掛ける人物が居た。

「ん?」

ツインテールの茶髪の女の子がそこに居た。

「君、バルト君だよね!!」
「………」
「あれ?そうだよね!?」
「………」
「ねえ、何か言ってよ!!」
「………何か見覚えあるんだが、誰だっけ?」

そうバルトが答えるとガーンと背景にありそうなリアクションで崩れ落ちる女の子。

「ううっ、私は覚えてたのに………でも、久しぶりだし仕方がないよね!!」

ショックを受けたかと思えば、いきなり元気よく立ち上がる女の子。
喜怒哀楽がコロコロと変わる様子にバルトが感じたのは………

(うぜぇ………)

その一言だった。

「それじゃあ改めまして!私は高町なのは。今日からよろしくね!!」

明るくハキハキと挨拶をするなのは。

「………今日から世話になる」

そう答えるバルトになのはは満足そうに笑顔で応えた。

「………ってあれ?バルト君の持っているのってブレイブホルダー?」
「ああ、確かそんな名前だったな……」
「じゃあじゃあバルト君もブレイブデュエルやるの!?」
「顔近い………!!」

食い入るように近寄って話すなのはを引き離しながら文句を言うが、なのはは全く聞いていない。

「どんなスタイル!?どんなスキル持ってるの!?どれくらいプレイしてるの!?」
「顔近い!!」
「ねえねえ良く見せて!!」
「いい加減にしろ!!」

我慢しきれなかったバルトから拳骨が落とされたのだった………










「ううっ、別に拳骨しなくても良いのに………」

涙目になりながら頭を抑え、文句を言うなのは。

「あのな………お前、訳分からない位テンションが空回りしてるんだよ。大丈夫か?それとも元々頭のネジが飛んでるんだっけか?」
「そんな事無いよ。ただ私はバルト君もブレイブデュエルしてるなら戦えると思っただけで………」
「………そもそもブレイブデュエルって何だよ」
「?何でホルダー持ってるのに、ブレイブデュエルは知らないの?」
「それをさっき説明しようとしたらお前が………!!」
「?」

と再び怒りが湧き上がるが、一度深呼吸をして自分を落ち着かせる。流石にそう何度
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