マブラヴ
1226話
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憎とそっち関係で俺は手伝える事がないので、今は黙って見ているしか出来ない。
マブラヴ世界の方も地球上では大分落ち着いてきているので、そろそろ新しい世界への転移も考えていたところだ。
可能性はほぼ皆無に近いが、リュケイオスのランダム転移でFate世界に行ける可能性もゼロって訳じゃないしな。
火星はまだまだ突貫工事の最中だが、そっちは無人機や量産型Wに任せておけるし。
だからこそホドリューから話があると言われても、特に断る必要がなかったのだから。
「ありがとうございます。……では、少し長くなりますが、話させてもらいます。アクセル様は既にテュカから聞いたという話ですが、現在エルフ族の多くはストライクダガーにてMSの操縦訓練を行っています」
「ああ、その辺はこの前テュカから聞いている。1年前からすると、かなり驚きの出来事ではあったな」
「はい。……本来であれば私達は、生身での戦闘を得意としていました。勿論荒事を好まない者も多くいますので、どちらかと言えば……という話ですが」
その言葉に頷きを返す。
元々門世界はファンタジー世界だ。生身での戦いがメインであったのは間違いのない事実だ。
珍しくて、ワイバーンに乗った竜騎兵といったところか。
「ですが、この世界……正確にはシャドウミラーと交流をしている世界では、ネギま世界を除けばPTやMSのような人型機動兵器が主要な武器となっています。中にはVFのように飛行機型がメインの機体もありますが」
「VFの場合はバトロイド以外にもガウォークとかあるけどな」
小さく肩を竦める。
実際変形能力のあるVFは、他の機体よりも要求される技術が高いのは事実だ。
「そうですね。……まぁ、それはともかくとしてですが、そのような理由から私達もストライクダガーに乗っての訓練を重ねてきました。中には、既にダガーLでの訓練を行っている者もいます」
ダガーLはストライクダガーの上位機種なんだから、その辺は特におかしい事じゃないだろう。
「この調子で操縦技術を上げていけば、恐らくそう遠くない内に私達の全員がダガーLを乗りこなす事が出来るでしょう。私達エルフは、随分と前からアクセル様と共に行動出来ない事を残念に思っていました。かと言って、今のままでは実働班に入る事もままなりません」
「だろうな」
ホドリューの言葉に、短く答える。
ストライクダガーを乗りこなせている程度の技量では、到底シャドウミラーの実働班に所属する事は出来ない。
基本的には量産型W程度の技量……つまり、グラストンナイツレベルが最低条件なのだから。
今のエルフ達は、ストライクダガーを何とか乗りこなしているレベル……黒の騎士団の玉城辺りのレベルに近い、のか?
そんな程度では、とてもではないが
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