第1話
ep.003 『赤く染まる幼い少女編 1』
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ォルダに1,2GBぐらいのストックがあるんだよねぇ〜。』
そんなにか、と心の中で言った後。
「そのうち数枚、いや十数枚頂けないか?」
『だから、別に良いってぇ〜。』
という訳で、こうして夢絶を働かせるための画像の準備は出来上がった。
第七学区、ゲームセンター。
格闘ゲームのコーナーから相当の熱気が漏れ出してきている。
「いやぁ〜。 盛り上がってるねぇ〜。」
「おい。」
冷静沈着、と言うより全く熱を持たない声。覇気さえ無ければ、気力すら感じない。
「例のものは持って来ているんだろうな。」
島崎 向子が両手を自分の胸の手前に持って来て防衛。まあまあ、と慰めを同時に入れる。
ポケットに手を突っ込みながら、写真を二枚取り出す。
「そう慌てないでぇ〜。 結構大事なようだったから、とっておきを持ってきたよぉ〜。」
叶世に渡す。
「あぁ〜。 この写真だけど、一度に渡しちゃダメだよ。」
写真を離さずに、結構本気に思える。さすがは、幾度も夢絶を使いッ走りにした最上級者だ。
「了解した。」
その一言だけを言う。
「じゃあ、私はこれで。帰らないと(仕事の進行が)危ないからぁ〜。」
そう言うと、地面に転移門が現れ、落ちていった。
(やれやれ。とんでもない能力だぜ。 あの女の能力は。)
同時。
丁度SFSの決勝が始まろうとしていた。
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