最終話「天女の雫」※修正
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に睨む。だが、ゼットは微笑むばかり。
「言っただろ? お前は僕の『メス人形』だと……」
「……!」
しかし、彼女はとっさに自機のISを展開しようとした。だが、できない。
「!?」
「あんな欠如品は、僕の前では無意味だ。僕の体は、ISを狂わせる電磁波を発生している。自己紹介の時に説明したはずだけど?」
「や、やめ……やめろぉー!!」
エムの悲鳴が部屋中に響いた。
……それから時間が経ち、そこには裸体になるゼットとエムが横たわっていた。エムは、裸体のまま震えている。
「フフフ……エム、お前は最高の『人形』だ……!」
起き上がった彼は、そのまま窓際まで歩くと、窓越しから夜空を宥めた。
ゼットは、月光に照らされてその素顔が露になる。その素顔は、あの「鎖火狼」とまさに酷似していた……
「やっと会えるね? 飛鳥兄さん……いや、今は狼兄さんか……」
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