暁 〜小説投稿サイト〜
少年少女
第三話
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
?あ、えと、マナー違反、よね。ごめんなさい。」

シノンが俺の年を聞きたい気持ちは分かる。俺は年の割には爺くさいと思っているし、何より、老け顔だと自覚している。まぁ、大人びている。と言いたいのだが。

「構わない。えーと、今年で16歳になったな。」

そういえば、SAOに囚われた時から一年半以上立つが、歳をとっている自覚は無いな。

「え、一つしか違わないの・・・!?」

シノンは驚愕した。うむ、その反応、傷付く。

「あ、ご、ごめんなさい。すごく大人びていたから、社会人かと思っていたわ。」

申し訳なさそうに言い、視線を反らすシノン。

「まぁ、年相応に見られる事なんて無いから、気にするな。」

こんな調子で俺とシノンはしばらくの間、パーティーを組む事となった。

それからしばらく、シノンのレベル上げをしたり、SAOの様々なシステムについてなどを教えていったりした。彼女は初め、短剣を使っていたが、どうにも違和感がある、という事で様々な武器を試していくと、弓スキルというユニークスキルを出た事をきっかけに、骨董品店で弓を手に入れ、使っている。

弓を扱うプレイヤーは皆無であり、スキル欄にソードスキルも確認されていなかった為、それまでは弓が存在しているのか不明であった。

レベルもそこそこ上がり、そろそろ前線デビューも近付いた頃、新たな事件が発生する。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ