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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
リクエスト5!『体育祭』!
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ろくなものがないんだよ?1500m走の平和はどこにいったんだよ?

「次は第七走者のトウイか。てか凄い今さらだけど、なんで俺アンカー? 」

「それがお約束だからさっ! 」

トウイが遠くから第六走者からバトンを受け取りながら俺に返事をし、そのままコースを走っていく。うん。お前はとにかく残酷な酷い目にあえ。

「ここから先は通さんと言おう!! 」

「あ、あなた達は!? 」

「なんだこのノリ? 」

ちょうど俺のコースとトウイのコースの中間には、生徒指導部の先生方三人が、ガキ使の笑ってはいけない24時間に使用されるあの黒い棒を持って待ち構えていた。

「ここを通りたければ、俺達の頭と心臓に付いているカラーボールを破壊してから行くんだな。無論、俺達は全力でお前らをノックアウトする。武器を取れぇいっ!!! 」

先生方は黒い棒をトウイを含む三人のランナーに投げ渡し、三人はそれを拾い上げる。一人は生まれたての子鹿みたいに足が震えており、一人は日頃のうっぷんを晴らしてやると息こんでいた。

「大人しくやられろ先公ぉぉぉぉぉっ!!グハァァァっ!!! 」

「甘いわぁぁぁぁぁぁっ!!! 」

息こんでいたランナーが黒い棒を大きく頭上に上げたが、その隙を逃さぬように腹に思い切り黒い棒を振り抜かれた。

「母さん……僕の…………ピアノ…………」

「ニコルゥゥゥゥゥゥゥっ!!!! 」

息こんでいたランナーはその場に倒れ、最後のセリフにトウイが叫んでしまっている。

「う、うわあああぁぁぁぁぁぁっ!! 」

「腰が震えているぞぉぉぉぉぉっ!!! 」

「へっ…………? 」

子鹿のランナーは黒い棒で思い切り振り抜かれてしまい、そのまま後ろに倒れてしまった。

「トーーーールゥゥゥゥゥゥゥっ!!!! 」

「トールじゃ…………ないんだけど……ガクッ」

しかしトウイはそのセリフを無視し、子鹿のランナーから黒い棒を拾い上げ、二刀流と化して生徒指導部の先生方を見据える。なんかツッコミ要素満載過ぎてどこからツッコミ入れればいいか分からないんだが。

「思いだけでも…………力だけでも…………」

そう小さく呟くと、トウイは生徒指導部の先生の一人に突っ込んだ。先生はそれに対して思い切り黒い棒を振り抜いてきたが、懐に飛び込むように回避し、心臓のカラーボールを破壊し、そのままもう片方の黒い棒で頭のカラーボールも破壊した。

「甘いわぁぁぁぁぁぁっ!!! 」

「ギャアアアっ!!! 」

しかし、破壊した直後残り二人の先生から黒い棒を振り切られ、見事に地面にノックアウトされた。

「………………全滅じゃないかよっ!!! 」

「それでも…………届けなければいけないバトンがあ
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